菊池寛「マスク」

1920年ごろ、スペイン風邪が流行っていた。
心臓の弱かった私は、予防法としてマスクを常に着けていた。
それ以外にもうがいや手洗いなど…。
そして脅威が去り始めた時にはようやくマスクを外して活動をするのだが…。

100年ほど前に猛威を振るっていた感染症への恐怖や怯えなどがありのままに描かれ、その様子は現代のコロナ過にも通じるものがあると言える。

■出演
私  柏士文
医者 鈴木将之