太宰治「朝」

■作品紹介

「私」は家だと仕事がはかどらない為、他で部屋を借りた。

しかし、その部屋は女性が住んでいる部屋で、彼女が仕事で不在の間だけ、仕事部屋として拝借している。

ある時、深酒しすぎて帰れなくなったとき、その女性がいるにもかかわらず、泊まらせてもらう事に…。

女性問題を多く抱えていた太宰が女性と二人きりで過ごした夜の葛藤を描いたともいわれる晩年の隠れた名作。

■出演
私   内匠靖明
キク  内海祐紀
客   平居正行