幸田露伴「運命」

■作品紹介
中国の古典「明史」をもとに作られた歴史小説で明の創始者・洪武帝が後継者を孫の建文帝に譲ったことから起きた建文帝とその叔父・燕王(後の永楽帝)の権力争いが描かれている。

原文は漢文書き下し調で当時の人々も読み解くのが非常に難解だったという。

元のタイトルは 中国における運命、店名を意味する語「定数」だったとのこと。

作家・田中芳樹も「運命」を題材にした作品を書いている。

建文帝    中澤まさとも
幼少時代   山川琴美
洪武帝    出先拓也
方孝孺    平居正行
燕王(永楽帝)呉圭崇
語り     大島由莉子

☆脚本:吉岡平