北条民雄「すみれ」

■作品紹介
山奥で一人寂しく暮らす音吉。
妻も亡くなり、孤独に耐えられなくなった彼は人里に降りようとさっそく準備を始める。
そんな時、庭の片隅でひっそりと咲くすみれの花に目が留まり…。

作者は若くして病に倒れ、その時に書かれたもの。
どんな境遇であろうとも懸命に生きる大切さを説いている。

初出:1935(昭和10)年

■出演
音吉    平居正行
すみれ   真一涼
語り    藤本教子