酒井嘉七「撮影所殺人事件」

■作品紹介
これは「私」が撮影所にエキストラとして
出入りしていたときに起きた事件です。
「私」と「私」を取り巻く人々の証言。
一体、どれが本当なのか、
それは話を聞いている「貴方」次第…
初出:1935(昭和10)年

■出演
私     出先拓也
オヤジ   髙坂篤志
監督    呉圭崇
二等機関士 内匠靖明
助監督   大島由莉子
女     内海祐紀

キャサリン・マンスフィールド「一杯のお茶」

【作品紹介】
34歳の若さで亡くなった女流作家で
20世紀を代表する短編の名手による
1922年の作(原題:A Cup of Tea)。

決して美人ではない上流婦人が
冬のある日、貧しい娘をお茶に誘う。
だが、その時、夫が放った一言に…?

【出演】
・ローズマリー・フェル:大島由莉子
・スミス:五十嵐由佳
・フィリップ:中澤まさとも
・店主:呉圭崇
・語り:内海祐紀

キャサリン・マンスフィールド「燃え立つ炎」

【作品紹介】
ヴァージニア・ウルフにも認められた
ニュージーランドの国民的女流作家
1911年の作(原題:A Blaze)。

美しい人妻に惑乱する青年と
彼女の夫の姿をユーモラスに描く。

【出演】
・マックス:中澤まさとも
・エルザ:五十嵐由佳
・ビクター:出先拓也
・語り:大島由莉子

【万葉集】額田王と大海人皇子の御歌

【大海人皇子、蒲生野で狩りをされた時、額田王の作られた歌】
あかねさす 紫野ゆき 標野(しめの)ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる

(現代語訳)
紫の花が咲いている天子の御料である野原を通って
我が懐かしい君が、袖を振り、私に思う心を示していらっしゃる。
ああ、この姿を見張りが見てはいないでしょうか?

【大海人皇子の答えられた御歌】
むらさきの にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも

(現代語訳)
ほれぼれするような、愛しい人よ。
憎いと思っているのなら、人妻であるお前をどうして私がこんなに恋い焦がれるものか。

【出演】大島由莉子、五十嵐由佳

シャルル=ルイ・フィリップ「アリス」

■作品紹介
家族に愛されて育った7歳の少女アリス。
ある日、彼女に弟が生まれる。
以前にも何度か弟が生まれたが皆、
すぐに死んでしまった。
今回もそうなるだろうと思っていたが
今度の新しい弟は中々死なず、
家族の愛を一身に受けていた。
それに嫉妬を覚えたアリスは…。
初出:1910年短編集「小さな町で」より

■出演
アリス   五十嵐由佳
父     髙坂篤志
母     大島由莉子
ボルドー  内匠靖明
語り    山川琴美

☆脚本:吉岡平

与謝野晶子「私の見た少女 」

【作品紹介】
『君死にたまふことなかれ』などで
知られる女流歌人の随筆より。
2人の少女とのエピソード
「伊予生まれの渡辺さん」
「巴里のエレンヌさん」

【出演】
・与謝野晶子:大島由莉子
・渡辺:山川琴美
・エレンヌ:五十嵐由佳
・与謝野蕪村:内海祐紀

与謝野晶子「私の生い立ち 」

【作品紹介】
歌集『みだれ髪』(1901年)などで
知られる女流歌人が綴った随筆より
少女時代の2つのエピソード
「私の生い立ち」「嘘」

【出演】
・与謝野晶子:内海祐紀
・先生:山川琴美
・浅野:大島由莉子
・少女:五十嵐由佳、大島由莉子、山川琴美

サキ「第三者」

■作品紹介
親子3代に渡る土地争いを繰り広げてきた
グラドウィツとズネーム。
そして吹雪の吹く寒い夜、
遂にその決着がつこうとしていたが…

■出演
グラドウィツ:内匠靖明
ズネーム:柏士文
語り:山川琴美

イプセン「民衆の敵 En Folkefiende」

 【作品紹介】
「近代演劇の父」による1882年作。
温泉の発見で賑わう田舎町に
工場の排水による汚染が発見され…。

社会における「真実と正義」
「虚偽と繁栄」を問いかける。

【出演】
・ストックマン医師:髙坂篤志
・町長:内匠靖明
・ストックマン夫人:内海祐紀
・ホヴスタット:出先拓也
・民衆: 五十嵐由佳、大島由莉子、山川琴美
・語り:呉圭崇

山之口莫「雨あがり」

■作品紹介
朝、雨が降ってたのに午後晴れると
傘を忘れてしまう事もあったりなかったり

雨上がりの澄んだ空気の中で
繰り広げられるほのぼのとした
親子のやり取りになんだかほっこり

■出演
僕    出先拓也
女房   尼子真理
ミミコ  大島由莉子
母    五十嵐由佳
息子   平居正行