新美南吉「でんでんむしのかなしみ」

【作品紹介】
ある日…
自分の殻には、悲しみがいっぱい詰まっていると気がついたでんでんむし。
お友だちのところに、相談しに行きますが…
穏やかで、心にしみる新美南吉の童話の世界。

1935(昭和10)年発表。

【出演】
・語り:大島由莉子

エドモンド・デ・アミーチス「父の看護人」

■作品紹介
ある学校で毎月行われる「先生のお話」。
今回は、あるナポリの少年が
病に倒れた父を看病するお話。
級長のデロッシが読むことになり…。

小説「クオレ」より抜粋。

■出演
チチッロ    真一涼
おとう     平居正行
父親      中澤まさとも
医師      呉圭崇
看護師     尼子真理
ペルボーニ先生 出先拓也
デロッシ    五十嵐由佳
ガッローネ   大島由莉子
エンリーコ   内海祐紀

☆吉岡平

宮原晃一郎「虹猫の話」

■作品紹介
おとぎの国に住む虹色の虹猫が
「旅に出てみようか」と
向かった先は雲の国で…。

作者の宮原晃一郎は作詞家として
「我は海の子」などを手掛けた。

■出演
虹猫    五十嵐由佳
雷様    平居正行
雲の人1  出先拓也
雲の人2  尼子真理
燕     真一涼
語り    大島由莉子

山本周五郎「酔いどれ次郎八」


【作品紹介】
次郎八と千久馬は、艱難の末、罪人を上意討ちにするが、追っ手に囲まれる。
次郎八は、千久馬を逃がすため、死地に臨むが、彼には国にゆき江と言う許嫁がいた…。

1936(昭和11)年発表。

【出演】
・矢作次郎八:内匠靖明
・岡田千久馬:柏士文
・森井欣之助:出先拓也
・ゆき江:五十嵐由佳
・語り:大島由莉子
・人々:尼子真理、山川琴美、藤本教子、平居正行

【ランボオ詩集/中原中也:訳】より「わが放浪」「幸福」


フランス・放浪の天才詩人ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(Jean Nicolas Arthur Rimbaud, 1854年10月20日 – 1891年11月10日)
波乱万丈な短い生涯で、象徴派を代表する数々の詩を発表。
世界中の若者に愛され、三島由紀夫もランボオの「魂」を賛美。

同じフランスの詩人ヴェルレーヌとの恋愛劇は、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化(太陽と月に背いて)。

翻訳は、ランボオと同じく早熟早逝の天才詩人・中原中也。

【朗読】中澤まさとも

野村胡堂「銭形平次捕物控 女辻斬」

■作品紹介
年の瀬も迫ったある日、
江戸を賑わす辻斬りを捕まえんと
我らが銭形平次と子分の八五郎が
大晦日の夜に動くのだが…。

初出:1954年(昭和29年)「オール讀物」2月号

■出演
平次    出先拓也
八五郎   内海祐紀
進藤孫三郎 中澤まさとも
葉賀井兼斎 呉圭崇
毬代    真一涼
語り    尼子真理

【万葉集】大伴家持と防人の恋の歌

【大伴家持の恋の歌】
百年に 老舌いでて よよむとも 我は厭わじ 恋はますとも

(現代語訳)
あなたが百歳になって、もの言う声さえも歯を漏れがちに、
はっきりしないようになっても。
嫌わずにいつまでも、ずっと愛し続けよう。
恋が募る事はあっても、あなたを捨てたりはしない。

【大海人皇子の答えられた御歌】
我が妻は いとく恋いらし のむ水にさえ見えて よに忘られず

(現代語訳)
自分の妻は、ひどく私に恋こがれているようだ。
私の飲む水にまで、影が映って見えるのだから。
真実、忘れられはしない。

【出演】山川琴美、藤本教子、大島由莉子

坪内逍遥「家庭用児童劇-田舎の鼠と東京の鼠-」

【作品紹介】
文豪・演劇界の第一人者が書いたこども達の為の演劇台本集より。
イソップ寓話を脚色した作品。
1922(大正11年)刊行。

【出演】
・忠助:大島由莉子
・忠吉:五十嵐由佳
・ボウイ①:尼子真理
・ボウイ②:内海祐紀

坪内逍遥「家庭用児童劇-触ると金-」

【作品紹介】
シェイクスピア戯曲の翻訳で知られる著者が、子供たちが家庭内で演じる為に発表。
1922(大正11年)刊行。

【出演】
・爺:内海祐紀
・こがね:五十嵐由佳
・女中:尼子真理
・大黒さま:大島由莉子

酒井嘉七「撮影所殺人事件」

■作品紹介
これは「私」が撮影所にエキストラとして出入りしていたときに起きた事件です。
「私」と「私」を取り巻く人々の証言。
一体、どれが本当なのか、それは話を聞いている「貴方」次第…
初出:1935(昭和10)年

■出演
私     出先拓也
オヤジ   髙坂篤志
監督    呉圭崇
二等機関士 内匠靖明
助監督   大島由莉子
女     内海祐紀

キャサリン・マンスフィールド「一杯のお茶」

【作品紹介】
34歳の若さで亡くなった女流作家で
20世紀を代表する短編の名手による
1922年の作(原題:A Cup of Tea)。

決して美人ではない上流婦人が
冬のある日、貧しい娘をお茶に誘う。
だが、その時、夫が放った一言に…?

【出演】
・ローズマリー・フェル:大島由莉子
・スミス:五十嵐由佳
・フィリップ:中澤まさとも
・店主:呉圭崇
・語り:内海祐紀

キャサリン・マンスフィールド「燃え立つ炎」

【作品紹介】
ヴァージニア・ウルフにも認められたニュージーランドの国民的女流作家
1911年の作(原題:A Blaze)。

美しい人妻に惑乱する青年と彼女の夫の姿をユーモラスに描く。

【出演】
・マックス:中澤まさとも
・エルザ:五十嵐由佳
・ビクター:出先拓也
・語り:大島由莉子

【万葉集】額田王と大海人皇子の御歌

【大海人皇子、蒲生野で狩りをされた時、額田王の作られた歌】
あかねさす 紫野ゆき 標野(しめの)ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる

(現代語訳)
紫の花が咲いている天子の御料である野原を通って
我が懐かしい君が、袖を振り、私に思う心を示していらっしゃる。
ああ、この姿を見張りが見てはいないでしょうか?

【大海人皇子の答えられた御歌】
むらさきの にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも

(現代語訳)
ほれぼれするような、愛しい人よ。
憎いと思っているのなら、人妻であるお前をどうして私がこんなに恋い焦がれるものか。

【出演】大島由莉子、五十嵐由佳

シャルル=ルイ・フィリップ「アリス」

■作品紹介
家族に愛されて育った7歳の少女アリス。
ある日、彼女に弟が生まれる。
以前にも何度か弟が生まれたが皆、
すぐに死んでしまった。
今回もそうなるだろうと思っていたが
今度の新しい弟は中々死なず、
家族の愛を一身に受けていた。
それに嫉妬を覚えたアリスは…。
初出:1910年短編集「小さな町で」より

■出演
アリス   五十嵐由佳
父     髙坂篤志
母     大島由莉子
ボルドー  内匠靖明
語り    山川琴美

☆脚本:吉岡平

与謝野晶子「私の見た少女 」

【作品紹介】
『君死にたまふことなかれ』などで
知られる女流歌人の随筆より。
2人の少女とのエピソード
「伊予生まれの渡辺さん」
「巴里のエレンヌさん」

【出演】
・与謝野晶子:大島由莉子
・渡辺:山川琴美
・エレンヌ:五十嵐由佳
・与謝野蕪村:内海祐紀

与謝野晶子「私の生い立ち 」

【作品紹介】
歌集『みだれ髪』(1901年)などで
知られる女流歌人が綴った随筆より
少女時代の2つのエピソード
「私の生い立ち」「嘘」

【出演】
・与謝野晶子:内海祐紀
・先生:山川琴美
・浅野:大島由莉子
・少女:五十嵐由佳、大島由莉子、山川琴美

サキ「第三者」

■作品紹介
親子3代に渡る土地争いを繰り広げてきた
グラドウィツとズネーム。
そして吹雪の吹く寒い夜、
遂にその決着がつこうとしていたが…

■出演
グラドウィツ:内匠靖明
ズネーム:柏士文
語り:山川琴美

イプセン「民衆の敵 En Folkefiende」


【作品紹介】

「近代演劇の父」による1882年作。
温泉の発見で賑わう田舎町に
工場の排水による汚染が発見され…。

社会における「真実と正義」
「虚偽と繁栄」を問いかける。

【出演】
・ストックマン医師:髙坂篤志
・町長:内匠靖明
・ストックマン夫人:内海祐紀
・ホヴスタット:出先拓也
・民衆: 五十嵐由佳、大島由莉子、山川琴美
・語り:呉圭崇

山之口莫「雨あがり」

■作品紹介
朝、雨が降ってたのに午後晴れると
傘を忘れてしまう事もあったりなかったり

雨上がりの澄んだ空気の中で
繰り広げられるほのぼのとした
親子のやり取りになんだかほっこり

■出演
僕    出先拓也
女房   尼子真理
ミミコ  大島由莉子
母    五十嵐由佳
息子   平居正行

カルロ・コッローディ「ピノッキオの冒険」

【作品紹介】
1883年初版発行。
つまらない焚き木から生まれた人形
ピノッキオは無垢で無知な考え無し。
自業自得とも言える苦難を経て
人間の子供になれるのか…?

【出演】
・ピノッキオ:五十嵐由佳
・ゼペット:大島由莉子
・コオロギ.狐.女神:藤本教子
・猫.裁判官.ロメオ.マグロ:山川琴美
・語り:尼子真理

林芙美子「清貧の書」

■作品紹介
3度目の結婚で出会った与一と
貧しいながらも穏やかな日を
過ごしていた加奈代。
そんなある日、二人の生活を
乱す闖入者が現れて…。

貧しさが彼女に与えたのは…。

初出1931(昭和6)年

■出演
加奈代   五十嵐由佳
小松与一  平居正行
加奈代の母 藤本教子
特高1   出先拓也
特高2   柏士文

☆脚本:吉岡平