永井荷風「踊子」

■作品紹介
浅草の一座で働く山野と内縁の妻・花枝。
彼女の妹・千代美が上京したところから物語は幕を開ける。
奔放な千代美に巻き込まれた日々を送る山野はある日、彼女からある事を告げられて…。

初出:1957(昭和32)年

■出演
山野   中澤まさとも
千代美  五十嵐由佳
花枝   藤本教子
田村   呉圭崇

☆脚本:吉岡平

永井荷風「つゆのあとさき」

【作品紹介】
放蕩と無頼の作家、1931年の作品。
昭和初期の東京・銀座を舞台に、逞しく自由と性を謳歌する女給の姿を描く。

1956年、中村登監督、杉田弘子、大木実、有馬稲子、東野英治郎出演で映画化。

【出演】
・君江:五十嵐由佳
・清岡進:中澤まさとも
・松崎:呉圭崇
・矢田:柏士文
・川島金之助:出先拓也
・運転手:髙坂篤志
・語り:大島由莉子

ヘッベル「ユディト-Judith-」

【作品紹介】
ドイツ最大の悲劇作家1840年の処女作。
旧約聖書外典【ユディト記】より
敵将を惑乱し首を取った美女の物語を脚色。
クリムト、ボッティチェリ、クラナーハ、カラヴァッジオ等、多くの画家にも描かれた。

【出演】
・ユディト:大島由莉子
・ホロフェルネス:中澤まさとも
・ミルファ:五十嵐由佳
・エーフライム:柏士文
・兵士:呉圭崇

キャサリン・マンスフィールド「一杯のお茶」

【作品紹介】
34歳の若さで亡くなった女流作家で
20世紀を代表する短編の名手による
1922年の作(原題:A Cup of Tea)。

決して美人ではない上流婦人が
冬のある日、貧しい娘をお茶に誘う。
だが、その時、夫が放った一言に…?

【出演】
・ローズマリー・フェル:大島由莉子
・スミス:五十嵐由佳
・フィリップ:中澤まさとも
・店主:呉圭崇
・語り:内海祐紀

キャサリン・マンスフィールド「燃え立つ炎」

【作品紹介】
ヴァージニア・ウルフにも認められたニュージーランドの国民的女流作家
1911年の作(原題:A Blaze)。

美しい人妻に惑乱する青年と彼女の夫の姿をユーモラスに描く。

【出演】
・マックス:中澤まさとも
・エルザ:五十嵐由佳
・ビクター:出先拓也
・語り:大島由莉子

きく名画「エドゥアール・マネ/草上の昼食」


19世紀パリの高級官僚の息子として生まれたマネ。
近代絵画の父と呼ばれていますが、当時としてはスキャンダラスな作品も発表。
1863年「草上の昼食」は、その代表。
一体、どこがマズかったのでしょうか?

【出演】
・語り:五十嵐由佳
・批評家:大島由莉子、山川琴美

【登場名画】
・マネ作「草上の昼食」「自画像」
「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」
「笛を吹く少年」「フォリー・ベルジェールのバー」
・ピーテル・パウル・ルーベンス作「三美神」
・サンドロ・ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」

堀辰雄「燃ゆる頬」

【作品紹介】
17歳の頃―
私は高等学校の寄宿舎にいた。
異性の声は、未だ知らず
友情の先にあるものも分からず
薔薇色の頬を輝かせていた。

【出演】
・私:大島由莉子
・三枝:山川琴美
・魚住:藤本教子
・娘/少年:五十嵐由佳

モリエール「ドン・ジュアン あるいは石像の宴」

【作品紹介】
1665年発表。
伝説のプレイボーイ
ドン・ファンが起源の喜劇。
放蕩と非道の果ての運命は…?

モーツァルトのオペラ
「ドン・ジョバンニ」にも影響。
宝塚歌劇でも上演。

【出演】
・ドン・ジュアン:中澤まさとも
・スガナレル:髙坂篤志
・エルヴィール:藤本教子
・騎士:出先拓也
・シャルロット:大島由莉子
・マチュリーヌ:尼子真理
・貧者:真一涼

きく名画「フラゴナール/ぶらんこ」と「フランス革命」


18世紀、フランスで流行した芸術様式「ロココ」を代表する画家
ジャン・オノレ・フラゴナール(1732-1806年)作
甘く快楽的な作品「ぶらんこ」。

・ロココ期に流行した「雅宴画」とは?
・「ぶらんこ」のエロティック&アンモラルな意味とは?
・ロココ美術がフランス革命を呼んだ?

【出演】
・語り:大島由莉子
・貴族:山川琴美

【登場名画】
・アントワーヌ・ヴァトー「シテール島への巡礼」
・ニコラ・ランクレ「踊るカマルゴ嬢」
・フラゴナール「逢い引き」「恋人の戴冠」「ぶらんこ」
・ジャン=ピエール・ウエル「バスティーユ襲撃」

谷崎潤一郎「美男」

【作品紹介】
1916(大正5)年発表。
”天性の麗質”を持つ色魔Kは
次から次へと情婦を作り
享楽的な人生を送っていたが…

Kのモデルは谷崎の知人
「鈴川」という芸名の男。

【出演】
・K:内匠靖明
・Kの細君:山川琴美
・銘酒屋の女:五十嵐由佳
・下女:大島由莉子
・刑事:呉圭崇
・語り(谷崎):出先拓也

セアラ・オーン・ジュエット「マーサの愛しい女主人」

【作品紹介】
1897年アメリカ女性作家の短編。

不器用で人見知りな新米女中マーサ。
ある時、生涯初の真実の愛と出会い…。

著者は年上女性と亡くなるまで約30年
共同生活を送ったことでも知られる。

【出演】
・マーサ:大島由莉子
・ヘレナ・バーノン:五十嵐由佳
・ハリエット・パイン:山川琴美
・語り:内海祐紀

泉鏡花「高野聖」

【作品紹介】
1900(明治33)年発表。
泉鏡花28歳の出世作。

飛騨から信州への山越えの途中
若い僧は艶麗な怪異に出会う…。
度々映像化、歌舞伎・舞台化。

【出演】
・僧:中澤まさとも
・女:五十嵐由佳
・親仁:内匠靖明
・小男:大島由莉子
・百姓:平居正行
・薬売:呉圭崇
・語り:出先拓也

紫式部「源氏物語-若紫-」

【作品情報】
ある帝の御世のこと。
光り輝くように美しい雅な君・光源氏は
北山の寺へ祈祷に出かけられました。
そこで愛しい人に生写しの娘と会い…。

【出演】
・光源氏:内匠靖明
・若紫:五十嵐由佳
・尼君:真一涼
・少納言:内海祐紀
・語り:大島由莉子

谷崎潤一郎「悪魔」

【作品紹介】
1912年(大正元年)発表。
死への恐怖と強迫観念によって
勉学への意欲を失った佐伯。
だがある悪魔的衝動に駆られ…。

谷崎文学・悪魔主義の代表作。
2018年2月25日映画化。
(吉村界人.大野いと.前田公輝)

【出演】
・佐伯:大島由莉子
・照子:五十嵐由佳
・鈴木:山川琴美
・叔母:尼子真理
・語り:内海祐紀

谷崎潤一郎「富美子の足」

【作品紹介】
大正8年(1919 年)作。
文豪の元にある書生から手紙が届く。
それは或るフェティシスト達の物語。

2018年2月10日映画化。
(片山萌美、でんでん、淵上泰史)

【出演】
・野田宇之吉:出先拓也
・塚越:呉圭崇
・富美子:五十嵐由佳

マルキ・ド・サド「ロドリグあるいは呪縛の塔」

【作品紹介】
「サディズム」の語源として知られる
異端・淫猥・背徳的作家の怪奇小説。

スペイン王ロドリグは、反乱軍殲滅の為
財宝の眠る「呪縛の塔」に入るが…?

【出演】
・ロドリグ:髙坂篤志
・フロランド:山川琴美
・語り:呉圭崇
・巨人:出先拓也
・女:尼子真理
・獣:柏士文
・鷲:中澤まさとも
・霊:大島由莉子、内海祐紀、真一涼、五十嵐由佳、平居正行ほか

牧逸馬「都会冒険-マチネー-」

【作品紹介】
1925年初出。
ニューヨークフリープレスの記者
ヘンリー・フリントの街角の悲喜劇。
短編シリーズ「都会冒険」の一遍。

【出演】
・ヘンリー・フリント:中澤まさとも
・マックレガア:呉圭崇
・美女:五十嵐由佳
・劇場支配人:出先拓也
・客:柏士文、髙坂篤志ほか
・街娼:内海祐紀、尼子真理、真一涼、山川琴美、内匠靖明

伊勢物語より「神の斎垣」「つくも髪」

【作品紹介】
平安時代随一の歌人で色好みの在原業平。
彼をモデルにしたとされる「男」の
奔放な愛と風流で情け深い心を描く
「第七一段」と「第六九段」。

【出演】
・在原業平:中澤まさとも
・斎宮の女:五十嵐由佳
・老女:内海祐紀
・老女の息子:尼子真理
・語り:大島由莉子

江戸川乱歩「お勢登場」

ostoj■作品紹介
1926年(大正15年)発表。
夫の病を良い事に不貞を続けるお勢。
全てを知りつつも妻の愛撫を待つ格太郎。
或る日、彼は息子と隠れん坊に興じ…?

2017年2月舞台化。
(黒木華主演、倉持裕作・演出)
過去にドラマ化・映画化、
池上遼一により漫画化等。

■出演
・格太郎:中澤まさとも
・格二郎:呉圭崇
・お勢:五十嵐由佳
・正一:内海祐紀
・正一の友:尼子真理
・語り:出先拓也

江戸川乱歩「人でなしの恋」

hitode■作品紹介
1926年(大正15年)発表。
凄いような美男子・門野の元に嫁いだ京子。
或る時、夫の愛に偽りの分子を感じ…。

羽田美智子、阿部寛出演で映画化。
他、度々舞台化、漫画化。

■出演
・京子:五十嵐由佳
・門野:中澤まさとも
・あの人:内海祐紀
・門野の父:柏士文

岸田國士「チロルの秋」

crlbook■作品紹介
1924年発表。
「岸田國士戯曲賞」でその名を知られる
日本演劇界の功労者の代表作。

とあるホテルで知り合った男と女が
「空想の恋愛遊戯」を試みるが…?

受け手の想像力により幅広い解釈が可能な
夢と現の世界。

■出演
・アマノ:出先拓也
・ステラ:五十嵐由佳
・エリザ:真一涼
・ルナアト:柏士文
・語り:中澤まさとも