【番外編/おうち朗読】鴨長明「方丈記」

日本三大随筆の一つ。
無常観、脱俗世を綴った鎌倉時代の隠者文学の代表作。
主に山中の草庵での閑居生活を語った後半部分を朗読。

【朗読】呉圭崇

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

【番外編/おうち朗読】田中貢太郎「種梨」

ある貧しい道士が梨売りの男に施しを求めたが断られてしまう。
そこで道士が見せた対応は…。
中国の怪異小説の翻訳作品。

【朗読】五十嵐由佳

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

中島敦「名人伝」

かつて趙の邯鄲に紀昌という男がいた。
彼は天下一の弓名人を志し名手と名高い飛衛のもとに弟子入りを志願するのだが…。
「名人とは何か?」
著者が読み手に解釈を委ねた寓話的作品として評されており、又、遺作ともいわれている。

■出演
紀昌 内匠靖明
飛衛 柏士文
甘蠅 出先拓也
妻  藤本教子
知人 平居正行
盗人 真一涼
語り 大島由莉子

☆脚本:吉岡平

谷崎潤一郎「麒麟」

儒教の祖・孔子。
彼の聖人が生まれた時、麒麟が現れたと言う。

【吾未だ徳を好むこと、 色を好むが如くする者を見ざる也】(論語より)

耽美派谷崎ならではの孔子譚。
1910(明治43)年発表の初期短編。

【出演】
孔子:呉圭崇
霊公: 後藤ヒロキ
南子:朝比奈幸
語り:呉圭崇
女官、民:神保巴

イプセン「人形の家-Et Dukkehjem-」

1879年の戯曲。
女性の自立を描いたフェミニズムの先駆的作品。
発表当時、主人公ノラは新しい女性像の象徴とされた。
「性の解放」が叫ばれる現代において、ますます語られる近代古典の名作。

【出演】
・ノラ :拝師みほ
・ヘルメル :出先拓也
・女中 :神保巴
・語り :いとうさとる

ヴァン・ルーン「聖書物語-ソドムとゴモラ-」


死海のほとりの街、ソドムとゴモラの人々は、全ての正しい人々の恥となるようなことを続けていた。
創造主は彼らを滅ぼしてしまおうとお考えになった。

漫画「デビルマン(著:永井豪)」にも「神の核」として登場。

【出演】
・語り:狭川尚紀
・創造主:藤田昌代
・アブラハム:呉圭崇
・ロト:藤原聖侑
・ロトの妻:杉村ちか子

Oヘンリ「賢者の贈り物」

【作品紹介】
クリスマスに贈り物をするということを考えたのは、東方の三賢者でした。
アメリカのとあるアパートで暮らす貧しく愚かな夫婦も、何とかプレゼントを工面しようとしますが…?
「街角の奇跡」を描き続けた短編作家の名手の代表作。
1952年Oヘンリ原作のオムニバス映画「人生模様」内で映画化。

【出演】
語り :呉圭崇
デラ : 拝師みほ
ジム :いとうさとる
マダム:神保巴

谷崎潤一郎「陰翳礼讃」(朗読)

1933年初版発行。
日本人特有の「暗闇」を礎にした「美意識」
「陰影」を「礼賛」した評論作品(随筆)。
「厠」「食」「女人」について言及した文を抜粋して朗読。

【読み手】
・厠:呉圭崇
・食:後藤ヒロキ
・女:相原嵩明

ヴァン・ルーン「聖書物語-カインとアベル-」


【作品紹介】
米国のジャーナリスト・作家によって児童向けに分かりやすく書かれた聖書の物語。

アダムとエヴァの「失楽園」から人類最初の殺人「カインとアベル」、「ノアの方舟」まで。

【出演】
・カイン:杉村ちか子
・アベル:藤田昌代
・蛇:藤原聖侑
・創造主:狭川尚紀
・語り:呉圭崇

アンデルセン「パンを踏んだ娘」

■作品紹介
美少女・インゲルは自身の美しさをはなにかける心の貧しい娘でした。
ある日、奉公先から里帰りをするときにぬかるみを避ける為、お土産にともらったパンを投げ入れて…。
先日、NHKで再放送された影絵の人形劇がトラウマを起こすほど恐ろしいと評判にもなった。
アンデルセンは熱心なカトリック教徒でカトリックにおける「パン」はキリストの肉体を意味するものである。

■出演
インゲル    大島由莉子
主人      出先拓也
魔女      呉圭崇
悪魔 天使   平居正行
牛飼い     中澤まさとも
少女、老婆、村の女 山川琴美
語り      五十嵐由佳

フローベール「聖ジュリアン伝」


■作品紹介
幼い頃から狩りを好み、容赦なく獲物を仕留めていた冷酷無比なジュリアン。
成長してさらにその性格に拍車が掛かった彼は狩りの最中に鹿の王を殺してしまう。
それをきっかけに彼の人生は大きく一転して…

初出:1877年
フローベール晩年の作品。
療養中に見かけた教会のステンドグラスから着想を得たとされている。
又、モーパッサンの叔父で、彼を弟子に取り、たいそう可愛がっていたそうだ。

■出演
ジュリアン  中澤まさとも
父      平居正行
母      大島由莉子
王      呉圭崇
王女     五十嵐由佳
鹿の王/老人 出先拓也
語り     山川琴美

☆脚本:吉岡平

唯円「歎異抄」


【作品紹介】
浄土真宗宗祖、親鸞死後、師の教えと異なった教えが伝えられていることを嘆いた弟子によって記された。
対話形式の九条と十三条を抜粋。

【出演】
・親鸞:出先拓也
・唯円:髙坂篤志

アルフレッド・ド・ミュッセ「戯れに恋はすまじ-On ne badine pas avec l’amour-」

【作品紹介】
女流作家ジョルジュ・サンドとのロマンスでも知られる青春の詩人ミュッセ作。
1834年発表。

思いを寄せあう幼馴染の男女二人による、恋のかけひき、当てこすり耳こすり。

本作を基にガブリエル・ピエルネが歌劇、カミーユ・サン=サーンスが劇音楽を作曲。

【出演】
・ペルディカン:髙坂篤志
・カミーユ:山川琴美
・ロゼット:藤本教子
・男爵:呉圭崇

エドモンド・デ・アミーチス「父の看護人」

■作品紹介
ある学校で毎月行われる「先生のお話」。
今回は、あるナポリの少年が
病に倒れた父を看病するお話。
級長のデロッシが読むことになり…。

小説「クオレ」より抜粋。

■出演
チチッロ    真一涼
おとう     平居正行
父親      中澤まさとも
医師      呉圭崇
看護師     尼子真理
ペルボーニ先生 出先拓也
デロッシ    五十嵐由佳
ガッローネ   大島由莉子
エンリーコ   内海祐紀

☆吉岡平

坪内逍遥「家庭用児童劇-田舎の鼠と東京の鼠-」

【作品紹介】
文豪・演劇界の第一人者が書いたこども達の為の演劇台本集より。
イソップ寓話を脚色した作品。
1922(大正11年)刊行。

【出演】
・忠助:大島由莉子
・忠吉:五十嵐由佳
・ボウイ①:尼子真理
・ボウイ②:内海祐紀

坪内逍遥「家庭用児童劇-触ると金-」

【作品紹介】
シェイクスピア戯曲の翻訳で知られる著者が、子供たちが家庭内で演じる為に発表。
1922(大正11年)刊行。

【出演】
・爺:内海祐紀
・こがね:五十嵐由佳
・女中:尼子真理
・大黒さま:大島由莉子

豊島与志雄「狸のお祭り」

■作品紹介
月のきれいな夜に獲物を求めて
森をうろつく次郎七と五郎八。
そんなとき、偶然見かけた狸を
打ち捕ろうとしたら…。

狸と人間のばかし合い?
はじまりはじまり~。

初出:1921(大正10)年2月

■出演
次郎七  髙坂篤志
五郎八  平居正行
ご隠居  出先拓也
女将   大島由莉子
狸    山川琴美
語り   藤本教子

きく名画「フラゴナール/ぶらんこ」と「フランス革命」


18世紀、フランスで流行した芸術様式「ロココ」を代表する画家
ジャン・オノレ・フラゴナール(1732-1806年)作
甘く快楽的な作品「ぶらんこ」。

・ロココ期に流行した「雅宴画」とは?
・「ぶらんこ」のエロティック&アンモラルな意味とは?
・ロココ美術がフランス革命を呼んだ?

【出演】
・語り:大島由莉子
・貴族:山川琴美

【登場名画】
・アントワーヌ・ヴァトー「シテール島への巡礼」
・ニコラ・ランクレ「踊るカマルゴ嬢」
・フラゴナール「逢い引き」「恋人の戴冠」「ぶらんこ」
・ジャン=ピエール・ウエル「バスティーユ襲撃」

太宰治「眉山」

■作品紹介
ある小説家の馴染みの居酒屋「若松屋」。
そこのトシちゃんという若い女中は
大の小説好きだが知ったかぶりのあまり
お客連中から少々うとまれていた。
或る日、小説家が若松屋に向かうと…。

太宰、晩年の短編作品。
本作品が収録されている表題作
「グッド・バイ」を執筆中に世を去った。

初出:1948年3月

■出演

太宰   呉圭崇
トシ   大島由莉子
友人1  平居正行
友人2   内匠靖明
友人3  中澤まさとも
友人4  内海祐紀
女将さん 尼子真理
橋田   出先拓也

芥川龍之介「運」

 

■作品紹介

「人間万事塞翁が馬」どこで運が巡ってくるか分かるものではない。
手っ取り早く運が巡ってこないかと考える青侍が
暇つぶしに立ち寄った店先の老人へ何とはなしに聞いてみると…。
・初出1917年(大正6年)
■出演
青侍     髙坂篤志
老人     出先拓也
娘      五十嵐由佳
坊主/観音様   柏士文
タイトル   内匠靖明

落語「黄金の大黒」

■作品紹介
貧乏長屋の衆が大家さんに呼び出され、何事かと思案する一同だが…。
思わぬ幸運を手にした大家さんのおすそ分けに大喜び。
しかしごちそうにありつくには一筋縄ではいかず…。

落語の方ではおなじみ
貧乏長屋の連中が出てくると話も自然とできてくるようで。

■出演
兄い   内匠靖明
熊    髙坂篤志
与太郎  真一涼
三ちゃん 大島由莉子
清さん  中澤まさとも
金ちゃん 柏士文
大家   平居正行
語り   山川琴美
大黒   五十嵐由佳