アルフレッド・ド・ミュッセ「戯れに恋はすまじ-On ne badine pas avec l’amour-」

【作品紹介】
女流作家ジョルジュ・サンドとのロマンスでも知られる青春の詩人ミュッセ作。
1834年発表。

思いを寄せあう幼馴染の男女二人による、恋のかけひき、当てこすり耳こすり。

本作を基にガブリエル・ピエルネが歌劇、カミーユ・サン=サーンスが劇音楽を作曲。

【出演】
・ペルディカン:髙坂篤志
・カミーユ:山川琴美
・ロゼット:藤本教子
・男爵:呉圭崇

フリードリヒ・フォン・シラー「群盗-Die Räuber-」

【作品紹介】
1781年出版、翌年初演
ヴェルディによりオペラ化。
2019年2月宝塚歌劇宙組で上演。

故郷を離れ、放蕩三昧の日々をおくるカールは己を恥じ、父モール伯爵に手紙を送る。
だが、邪悪な弟フランツの奸計にかかり…。

【出演】
・カール:内匠靖明
・フランツ:髙坂篤志
・モオル伯爵:出先拓也
・アマリア :大島由莉子

山本周五郎「酔いどれ次郎八」


【作品紹介】
次郎八と千久馬は、艱難の末、罪人を上意討ちにするが、追っ手に囲まれる。
次郎八は、千久馬を逃がすため、死地に臨むが、彼には国にゆき江と言う許嫁がいた…。

1936(昭和11)年発表。

【出演】
・矢作次郎八:内匠靖明
・岡田千久馬:柏士文
・森井欣之助:出先拓也
・ゆき江:五十嵐由佳
・語り:大島由莉子
・人々:尼子真理、山川琴美、藤本教子、平居正行

【万葉集】大伴家持と防人の恋の歌

【大伴家持の恋の歌】
百年に 老舌いでて よよむとも 我は厭わじ 恋はますとも

(現代語訳)
あなたが百歳になって、もの言う声さえも歯を漏れがちに、
はっきりしないようになっても。
嫌わずにいつまでも、ずっと愛し続けよう。
恋が募る事はあっても、あなたを捨てたりはしない。

【大海人皇子の答えられた御歌】
我が妻は いとく恋いらし のむ水にさえ見えて よに忘られず

(現代語訳)
自分の妻は、ひどく私に恋こがれているようだ。
私の飲む水にまで、影が映って見えるのだから。
真実、忘れられはしない。

【出演】山川琴美、藤本教子、大島由莉子

【万葉集】額田王と大海人皇子の御歌

【大海人皇子、蒲生野で狩りをされた時、額田王の作られた歌】
あかねさす 紫野ゆき 標野(しめの)ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる

(現代語訳)
紫の花が咲いている天子の御料である野原を通って
我が懐かしい君が、袖を振り、私に思う心を示していらっしゃる。
ああ、この姿を見張りが見てはいないでしょうか?

【大海人皇子の答えられた御歌】
むらさきの にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも

(現代語訳)
ほれぼれするような、愛しい人よ。
憎いと思っているのなら、人妻であるお前をどうして私がこんなに恋い焦がれるものか。

【出演】大島由莉子、五十嵐由佳

落語「紙入れ」

■作品紹介
大恩ある旦那の女房と不貞関係に堕ちてしまった新吉。

その日も旦那の目を盗んで家にやってきたのだが…。

艶笑落語として名高い古典の名作。
今も昔も不倫は文化!?

■出演
新吉  中澤まさとも
女房  尼子真理
旦那  平居正行
語り  出先拓也

堀辰雄「燃ゆる頬」

【作品紹介】
17歳の頃―
私は高等学校の寄宿舎にいた。
異性の声は、未だ知らず
友情の先にあるものも分からず
薔薇色の頬を輝かせていた。

【出演】
・私:大島由莉子
・三枝:山川琴美
・魚住:藤本教子
・娘/少年:五十嵐由佳

セアラ・オーン・ジュエット「マーサの愛しい女主人」

【作品紹介】
1897年アメリカ女性作家の短編。

不器用で人見知りな新米女中マーサ。
ある時、生涯初の真実の愛と出会い…。

著者は年上女性と亡くなるまで約30年
共同生活を送ったことでも知られる。

【出演】
・マーサ:大島由莉子
・ヘレナ・バーノン:五十嵐由佳
・ハリエット・パイン:山川琴美
・語り:内海祐紀

ロスタン「シラノ・ド・ベルジュラック」

【作品紹介】
1897年初演のフランスの戯曲
現在まで日本を含む世界中で上演。
17世紀に実在した剣豪作家が主人公。

大きく長すぎる鼻を気にするシラノは
愛するロクサーヌに思いを告げらない。
だが、ある時、彼女に呼ばれ…。

【出演】
・シラノ・ド・ベルジュラック:内匠靖明
・ロクサーヌ:五十嵐由佳
・クリスチャン:中澤まさとも
・語り:大島由莉子

横光利一「春は馬車に乗って」

■作品紹介
病床にふせる妻と看病する夫。
緩やかに訪れる妻の死をどうする事も出来ず
ただ見守る事しかできない悲しみと葛藤。
作者自身の体験を基に
夫婦の愛情と融和が描かれた名作。

初出:1927年(昭和2年)

■出演
夫:出先拓也
妻:山川琴美
語り:尼子真理