ドストエフスキー「白夜-Белые ночи-」


【作品紹介】
ロシアの大文豪1848年の作。
孤独な空想家は薄幸の美女と出会い、夜の逢瀬を重ねるが…
ルキノ・ヴィスコンティ監督らにより何度も映画化。

【出演】
・孤独な男:後藤ヒロキ
・ナースチェンカ:儀武ゆう子
・青年:相原嵩明
・語り:呉圭崇

シュトルム「みずうみ」

■作品紹介
高名な文学者ラインハルト・ヴェルナー。
執筆中に手を止め、ふと手にした写真には一人の少女が写っていた。
彼はその写真に写る少女との実らなかった初恋に想いを馳せて…。
移りゆく人の心を緩やかに描いた名作をオーディオドラマ化。
初出:1849年

■出演
ラインハルト
少年時代   藤本教子
青年時代   髙坂篤志
老年時代   出先拓也
エリザベート 五十嵐由佳
母親     大島由莉子
エーリッヒ  平居正行
語り手    内海祐紀

★脚本:吉岡平

シェイクスピア「ロミオとジュリエット-Romeo and Juliet-」


【作品紹介】

1595年頃初演。
相憎む二つの家に生まれ、純粋ゆえに破滅へと疾走する若者達を描く悲劇。
物語の舞台となったイタリアのヴェローナには今もジュリエットの像が立つ。

【出演】
・ロミオ:相原嵩明
・ジュリエット:朝比奈幸
・ロレンス神父:後藤ヒロキ
・語り:呉圭崇

アルフレッド・ド・ミュッセ「戯れに恋はすまじ-On ne badine pas avec l’amour-」

【作品紹介】
女流作家ジョルジュ・サンドとのロマンスでも知られる青春の詩人ミュッセ作。
1834年発表。

思いを寄せあう幼馴染の男女二人による、恋のかけひき、当てこすり耳こすり。

本作を基にガブリエル・ピエルネが歌劇、カミーユ・サン=サーンスが劇音楽を作曲。

【出演】
・ペルディカン:髙坂篤志
・カミーユ:山川琴美
・ロゼット:藤本教子
・男爵:呉圭崇

フリードリヒ・フォン・シラー「群盗-Die Räuber-」

【作品紹介】
1781年出版、翌年初演
ヴェルディによりオペラ化。
2019年2月宝塚歌劇宙組で上演。

故郷を離れ、放蕩三昧の日々をおくるカールは己を恥じ、父モール伯爵に手紙を送る。
だが、邪悪な弟フランツの奸計にかかり…。

【出演】
・カール:内匠靖明
・フランツ:髙坂篤志
・モオル伯爵:出先拓也
・アマリア :大島由莉子

山本周五郎「酔いどれ次郎八」


【作品紹介】
次郎八と千久馬は、艱難の末、罪人を上意討ちにするが、追っ手に囲まれる。
次郎八は、千久馬を逃がすため、死地に臨むが、彼には国にゆき江と言う許嫁がいた…。

1936(昭和11)年発表。

【出演】
・矢作次郎八:内匠靖明
・岡田千久馬:柏士文
・森井欣之助:出先拓也
・ゆき江:五十嵐由佳
・語り:大島由莉子
・人々:尼子真理、山川琴美、藤本教子、平居正行

【万葉集】大伴家持と防人の恋の歌

【大伴家持の恋の歌】
百年に 老舌いでて よよむとも 我は厭わじ 恋はますとも

(現代語訳)
あなたが百歳になって、もの言う声さえも歯を漏れがちに、
はっきりしないようになっても。
嫌わずにいつまでも、ずっと愛し続けよう。
恋が募る事はあっても、あなたを捨てたりはしない。

【大海人皇子の答えられた御歌】
我が妻は いとく恋いらし のむ水にさえ見えて よに忘られず

(現代語訳)
自分の妻は、ひどく私に恋こがれているようだ。
私の飲む水にまで、影が映って見えるのだから。
真実、忘れられはしない。

【出演】山川琴美、藤本教子、大島由莉子

【万葉集】額田王と大海人皇子の御歌

【大海人皇子、蒲生野で狩りをされた時、額田王の作られた歌】
あかねさす 紫野ゆき 標野(しめの)ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる

(現代語訳)
紫の花が咲いている天子の御料である野原を通って
我が懐かしい君が、袖を振り、私に思う心を示していらっしゃる。
ああ、この姿を見張りが見てはいないでしょうか?

【大海人皇子の答えられた御歌】
むらさきの にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも

(現代語訳)
ほれぼれするような、愛しい人よ。
憎いと思っているのなら、人妻であるお前をどうして私がこんなに恋い焦がれるものか。

【出演】大島由莉子、五十嵐由佳

落語「紙入れ」

■作品紹介
大恩ある旦那の女房と不貞関係に堕ちてしまった新吉。

その日も旦那の目を盗んで家にやってきたのだが…。

艶笑落語として名高い古典の名作。
今も昔も不倫は文化!?

■出演
新吉  中澤まさとも
女房  尼子真理
旦那  平居正行
語り  出先拓也

堀辰雄「燃ゆる頬」

【作品紹介】
17歳の頃―
私は高等学校の寄宿舎にいた。
異性の声は、未だ知らず
友情の先にあるものも分からず
薔薇色の頬を輝かせていた。

【出演】
・私:大島由莉子
・三枝:山川琴美
・魚住:藤本教子
・娘/少年:五十嵐由佳

セアラ・オーン・ジュエット「マーサの愛しい女主人」

【作品紹介】
1897年アメリカ女性作家の短編。

不器用で人見知りな新米女中マーサ。
ある時、生涯初の真実の愛と出会い…。

著者は年上女性と亡くなるまで約30年
共同生活を送ったことでも知られる。

【出演】
・マーサ:大島由莉子
・ヘレナ・バーノン:五十嵐由佳
・ハリエット・パイン:山川琴美
・語り:内海祐紀

ロスタン「シラノ・ド・ベルジュラック」

【作品紹介】
1897年初演のフランスの戯曲
現在まで日本を含む世界中で上演。
17世紀に実在した剣豪作家が主人公。

大きく長すぎる鼻を気にするシラノは
愛するロクサーヌに思いを告げらない。
だが、ある時、彼女に呼ばれ…。

【出演】
・シラノ・ド・ベルジュラック:内匠靖明
・ロクサーヌ:五十嵐由佳
・クリスチャン:中澤まさとも
・語り:大島由莉子

横光利一「春は馬車に乗って」

■作品紹介
病床にふせる妻と看病する夫。
緩やかに訪れる妻の死をどうする事も出来ず
ただ見守る事しかできない悲しみと葛藤。
作者自身の体験を基に
夫婦の愛情と融和が描かれた名作。

初出:1927年(昭和2年)

■出演
夫:出先拓也
妻:山川琴美
語り:尼子真理

紫式部「源氏物語-若紫-」

【作品情報】
ある帝の御世のこと。
光り輝くように美しい雅な君・光源氏は
北山の寺へ祈祷に出かけられました。
そこで愛しい人に生写しの娘と会い…。

【出演】
・光源氏:内匠靖明
・若紫:五十嵐由佳
・尼君:真一涼
・少納言:内海祐紀
・語り:大島由莉子

モーパッサン「墓」

■作品紹介
ある若者が墓荒らしで逮捕された。
そして法廷では今、まさに
彼の処刑が決まろうとしていたが…。

愛に殉じ、己の信念を貫いた
男の情け深さを描いた作品。

初出:1937年

■出演
バタイユ    髙坂篤志
墓守ヴァンサン 柏士文
裁判官     呉圭崇
陪審員     中澤まさとも
検事      出先拓也
語り      内海祐紀

林芙美子「『リラ』の女達」

■作品紹介
銀座料理店「リラ」で働く女給たち。
彼女らを取り囲む日々の移ろいは
喜びも悲しみも全てが時の中に
過ぎ去っていく。

不安定な時代の中で迷いながら、
それでも懸命に生きようとする
女性たちのしなやかさが
軽やかな筆致で描かれた秀作を音声化。

■出演
直子       真一涼
お粒       五十嵐由佳
せん子      尼子真理
百合子       山川琴美
サトミ       内海祐紀
牧     出先拓也
中村       中澤まさとも
岡田       柏士文
男性客1      髙坂篤志
男性客2      呉圭崇

岡本かの子「鯉魚」

■作品紹介
京都嵐山にある臨川寺。
そこで生活する沙弥の昭青年が
いつものように鯉たちへ
生飯(さば)を与えようと川へ向かうと…。

そこで偶然出会った美少女・早百合に
心奪われるのだった。

ひそかに始まる二人の逢瀬。
だが、それに気づいた先輩僧たちは…。

■出演
昭沙弥    髙坂篤志
早百合姫   山川琴美
僧1     柏士文
僧2     呉圭崇
僧3     中澤まさとも
住持三要   出先拓也
語り     内海祐紀

小泉八雲「衝立の乙女」

■作品紹介

篤敬という若い書生が
衝立に描かれた美しい乙女に
魅入られ、惹かれるまま
それを手に取るのだが…。

小泉八雲作品の中でも
あまり怖くない変わり種。

今も昔も二次元に夢中な人は
同じような事を考えているようで…

■出演
語り    出先拓也
篤敬    柏士文
道具屋   内匠靖明
老学者   呉圭崇
衝立の乙女 尼子真理

太宰治「チャンス」

■作品紹介
太宰治のちょっとひねくれた恋愛論。
「恋愛はチャンスではない、意志である」

彼独特の皮肉とユーモアに満ちた言葉の数々は
現代の草食系男子こそ必読では?

初出:1946(昭和21年)

■出演
太宰N    呉圭崇
太宰青年時代 内匠靖明
お篠     山川琴美
芸妓1    内海祐紀
芸妓2    尼子真理
番頭     柏士文

坂口安吾「夜長姫と耳男」

■作品紹介
師匠に代わって遠方で御仏を彫ることに
なった耳男。
そこで出会った絶世の美少女
夜長姫の美しさに潜む
狂気と残酷さに気付いた時、
耳男は姫に魅入られてしまい…。

初出:1952(昭和27年)

■出演
耳男      中澤まさとも
夜長姫     五十嵐由佳
アナマロ・長者 呉圭崇
青笠・親方   柏士文
エナコ  内海祐紀

落語「宮戸川」

■作品紹介
囲碁に夢中のあまり、帰りが遅くなって
締め出された半七。
そこへ幼馴染のお花が偶然通りかかり…。

古典落語の名高いイチャコラ逸品。
お花半七の馴れ初め部分を音声化!!
これを聞いて思わずニヤニヤ…。

■出演
半七   柏士文
お花   内海祐紀
叔父   呉圭崇
伯母   真一涼