豊島与志雄「太宰治との一日」

【作品紹介】
「今夜は愚痴をこぼしに来ました」

昭和二十三年四月二十五日日曜日。
「人間失格」を執筆中の太宰は愛人の山崎富栄を伴い、先輩作家・豊島の家を訪ねる。

太宰の息遣いを感じられる随筆。
太宰の死後、豊島は葬儀委員長を務めた。

【出演】
・豊島与志雄:呉圭崇
・太宰治:内匠靖明
・山崎富栄:山川琴美

山本周五郎「酔いどれ次郎八」


【作品紹介】
次郎八と千久馬は、艱難の末、罪人を上意討ちにするが、追っ手に囲まれる。
次郎八は、千久馬を逃がすため、死地に臨むが、彼には国にゆき江と言う許嫁がいた…。

1936(昭和11)年発表。

【出演】
・矢作次郎八:内匠靖明
・岡田千久馬:柏士文
・森井欣之助:出先拓也
・ゆき江:五十嵐由佳
・語り:大島由莉子
・人々:尼子真理、山川琴美、藤本教子、平居正行

萩原朔太郎「芥川竜之介の死」

【作品紹介】
「日本近代詩の父」萩原朔太郎
芥川の死に寄せて。

彼は芸術至上主義の傷ましい殉教者だ
見よ!この崇高な山頂に
一つの新しい石碑が建っている
いくつかの坂を越えて
遠い時代の旅人はそこを登るであろう

【出演】
・萩原朔太郎:大島由莉子
・芥川竜之介:内匠靖明
・室生犀星(女中):山川琴美

室生犀星「安らかならざるもの」

【作品紹介】
金沢三文豪の一人、室生犀星
友人・芥川龍之介の死に寄せて。

芥川君は偉い奴であった。
あんなに偉い友人を持って誇らしかった。
あの男に負けてはならん気合も感じていた。

【出演】
・室生犀星:藤本教子
・芥川龍之介:内匠靖明
・萩原朔太郎:尼子真理

堀辰雄「燃ゆる頬」

【作品紹介】
17歳の頃―
私は高等学校の寄宿舎にいた。
異性の声は、未だ知らず
友情の先にあるものも分からず
薔薇色の頬を輝かせていた。

【出演】
・私:大島由莉子
・三枝:山川琴美
・魚住:藤本教子
・娘/少年:五十嵐由佳

徳田秋声「和解」

【作品紹介】
1933年発表。
文豪・尾崎紅葉門下四天王
「徳田秋声」と「泉鏡花」。
絶縁状態だった二人だが、ある日、
鏡花の弟・豊春が秋声を訪ね…。

【出演】
・徳田秋声:出先拓也
・泉豊春:呉圭崇
・泉鏡花:中澤まさとも

谷崎潤一郎「文壇昔ばなし」

【作品紹介】
谷崎晩年の文壇エッセイより
「泉鏡花」「徳田秋声」「芥川龍之介」
との思い出を紹介。

【出演】
・谷崎潤一郎:呉圭崇
・徳田秋声:出先拓也
・泉鏡花:中澤まさとも
・芥川龍之介:内海祐紀

国木田独歩「あの時分」

dopp■作品紹介
過ぎ去った学生時代―。
語れば青春の血潮、頬にのぼり
目輝き、声までが艶を持ち
優しさや涙さえ催される―。

そんな明治の「あの時分」を
自然主義文学の先駆者が振り返る。

■出演
・私:中澤まさとも
・木村:出先拓也
・鷹見:呉圭崇
・樋口:尼子真理
・女主人:内海祐紀
・鸚鵡:五十嵐由佳

Oヘンリ「最後の一葉」

hthbok■作品紹介
街角の奇跡を描いた米国人作家の代表作。

あの最後の一葉が落ちたとき
きっと私の命も…。

Oヘンリ原作のアンソロジー映画
「人生模様(1954)」で映画化。

■出演
・ジョアンナ:五十嵐由佳
・スウ:内海祐紀
・医者:尼子真理
・ベアマン:柏士文
・語り:大島由莉子

江戸川乱歩「指」

yubi■作品紹介
1960年(昭和35年)発表。

患者は手術の麻酔から醒め、私を見た。
彼は気付いていない。
ピアニストとしての生涯が終わった事に…。

■出演
・私:出先拓也
・彼:柏士文
・看護婦:五十嵐由佳
・医者:中澤まさとも