ヤーコップ・ウィルヘルム・グリム「おいしいおかゆ」

ある貧しい親子がおりました。娘が何か食べるものを探しに森へ出かけると見知らぬおばあさんと出会いまして…。
作品の後に出演者のアフタートークも特別収録!

■出演
少女    佐藤ひかり
母     こがめみく
おばあさん 皆月希乃花
語り    水原愛
町の人   岸宏亮

ヨハンナ・シュピリ「アルプスの少女ハイジ」

Amazon.co.jp: Heidi : Spyri, Johanna: 洋書

スイスのアルプス山脈・アルムでおじいさんと暮らすハイジの元に、都会から体の弱い少女クララがやってきます。
クララを心からもてなす二人でしたが、羊飼いのペーターは複雑な気持ちでした。
原作の発表は、1880-81年

【出演】
ハイジ:皆月希乃花
クララ:水原愛
おじいさん:岸宏亮
おばあさん:佐藤ひかり
ペーター+語り:こがめみく

カレル・チャペック「郵便屋さんのお話」

郵便局で働くコルババさん。
彼は、郵便配達の仕事に飽きており、不満ばかり言っておりました。
そんなある日、郵便局で居眠りしてしまったコルババさんは、何かが床を歩き回る物音がして…。
仕事に喜びを見いだせない若者が見たものは一体…?

■出演

コルババ        真一涼

妖精A         山川琴美

妖精B         五十嵐由佳

妖精C         青山優子

郵便局長        呉圭崇

フランチーク      柏士文

マジェンカ       大島由莉子

紳士          呉圭崇

ナレーション      内海祐紀

☆脚本:山川進

夢野久作「犬のいたずら」

12月31日の大晦日、真夜中のある都の四辻で一匹の猪と一匹の犬が偶然出会い、二匹は一緒にご馳走を食べることになり…。
干支にまつわる童話。

初出:「九州日報」1922(大正11)年

■出演
猪:柏士文
犬:呉圭崇
語り:内海祐紀

原民喜「もぐらとコスモス」

もぐらの子どもは、土の中のコスモスの白くて細い根っこが何やら最近楽しそうにしていると気になって…。
コスモスと月の光の情景が母子の交流とともにやさしく描かれた作品

■出演

もぐらの子ども:真一涼
もぐらのお母さん:山川琴美
子ども:内海祐紀
語り:青山優子

宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」

宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』あらすじ紹介。セロ弾きのもとにやってくる愉快な動物たち | ダ・ヴィンチWeb

楽団で一番下手なセロ弾きのゴーシュは、音楽会に向けて一生懸命練習していました。
すると毎晩、奇妙な訪問者が現れ、ゴーシュは彼らとの奇妙なやり取りを通じて成長していきます。(1934年発表)

【出演】
ゴーシュ 中山乃都可
楽長・タヌキ 水原愛
三毛猫 皆月希乃花
カッコウ 岸宏亮
野鼠 皆月希乃花
語り こがめみく

ルイス・キャロル「不思議の国のアリス 狂ったお茶会」

芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語 | ルイス・キャロル, 芥川 龍之介;菊池 寛, 澤西 祐典 |本 | 通販 | Amazon

不思議な世界に迷い込んだアリスは、チェシャ猫に導かれて三月うさぎの家を訪れました。
そこには、帽子屋と山ねずみもいて、彼らはみんな狂っていました。
原題:A Mad Tea-Party

【出演】
アリス 中山乃都可
チェシャ猫+語り 皆月希乃花
帽子屋 岸宏亮
三月うさぎ こがめみく
山ねずみ 水原愛

新美南吉「巨男の話」

やさしい巨男は、人間を鳥獣に変えてしまう恐ろしい魔女のお母さんと森の中に住んでいました。

ある日、この国の王女と侍女たちが、道に迷ってしまい宿をかして欲しいと訪ねてきて…

■出演
巨男: 出先拓也
魔女 / 男:大島由莉子
王:林佑樹
王女:青山優子
女 / 南国の人:天野亜希子
語り:五十嵐由佳

鈴木三重吉「へびつかひ」

アフリカや西アジア地方にヘビ使いという見世物師たちがいます。

彼らは人々に芸を見せるだけでなく、人の家の前に立っては「ヘビがいる」と言い、家の中に隠れてたヘビを捕まえては、その手間賃をもらうという事もしており…。
■出演

語り      五十嵐由佳

ケリム     武田慎太郎

デラポールト  出先拓也

ヘビ使い    藤本教子

家人      林佑樹 

使用人     平居正行

アンデルセン「おやゆび姫」後編

ヒキガエルに連れ去られて、様々な事件に巻き込まれたおやゆび姫。
親切な野ネズミのおばあさんに助けられ、冬を過ごしておりましたが…。

世界中で愛されている名作のラジオドラマ後編。

初出:1835年

■出演
おやゆび姫         山川琴美

野ネズミのおばあさん    藤本教子

モグラ           平居正行

ツバメ           武田慎太郎

妖精            真一涼

妖精王子          林佑樹

語り            五十嵐由佳

アンデルセン「おやゆび姫」前編

花の中から生まれた小さな小さな女の子。
「おやゆび姫」と名付けられて過ごしていたある日、ヒキガエルに連れ去られて…

世界中で愛されている名作のラジオドラマ化。
作品の舞台はアンデルセンの故郷・デンマーク・オーデンセの田園風景を舞台に描かれている。

初出:1835年

■出演

おやゆび姫         山川琴美

女             大島由莉子

魔女            内海祐紀

母ヒキガエル        青山優子

息子ヒキガエル       林佑樹

メダカ1          出先拓也

メダカ2          内海祐紀

メダカ3          真一涼

コガネムシ1        中澤まさとも

コガネムシ2        出先拓也

コガネムシ3        鈴木将之

コガネムシ4        大島由莉子

野ネズミのおばあさん    藤本教子

語り            五十嵐由佳

アンデルセン「ほんとにそのとおり!」

メンドリから抜け落ちた小さな一枚の羽が最後はどうなったのでしょう。
トリ小屋の中で起こったある出来事がトリからトリへと話が広まって…

■出演
メンドリ1:青山優子
メンドリ2:真一涼
メンドリ3:大島由莉子
メンドリ4:内海祐紀
オンドリ:出先拓也
フクロウの母:五十嵐由佳
フクロウの父:林佑樹
友達フクロウ:山川琴美
ハト:平居正行
コウモリ:武田慎太郎
語り:藤本教子

ライマン・フランク・ボーム「活字に魔法を」

ある所にポポポというヌーク(妖精)がいました。

退屈な日々に飽きていたポポポは、ある日人間の街にこっそり尋ねると…。
街では小鳥の剥製を飾った帽子が流行っていて、それを可哀そうに思ったポポポ。
目に付いた帽子屋に飾ってある帽子の小鳥たちを魔法で解放してしまい…。
「オズの魔法使い」で大成功を収めた著者が翌年に新聞連載で公開した独創的なおとぎ話。
■出演
ポポポ 藤本教子
帽子職人 大島由莉子
妹 五十嵐由佳
カケス  内海祐紀
コマドリ 真一涼
ウタドリ 武田慎太郎
ヒワ 青山優子
王様 平居正行
ナレーション(NA)山川琴美
脚本:山川進

林芙美子「ひらめの学校」

海の底にはひらめの子供たちが通うひらめの学校がありました。

今日は、サバ村に見たことのない大きな怪物を見学に行くことになって…。

魚たちの視点から人間を独特の視点で覗いた不思議な童話。

初手:1947(昭和22)年

■出演

語り      山川琴美

生徒1     青山優子

生徒2     内海祐紀

体操の先生   出先拓也

鯖村の村長   平居正行

村男1     平居正行

村男2     出先拓也

老婆      青山優子

男の子     内海祐紀

ひらめ村の村長 武田慎太郎

小川未明「月夜とめがね」

静かな町のはずれに住んでいるおばあさんのもとに突然訪れためがね売り、そして一人の少女。

それぞれの交流が、穏やかな月夜の情景とともに優しく描かれた物語。

■出演

・おばあさん:大島由莉子

・男/女の子:真一涼

・語り:内海祐紀

オスカー・ワイルド「わがままな巨人」

そして季節は廻り、春になりましたが子供たちのいない庭はずっと冬のままで…。
『幸福な王子』と同時期(1888年)に発表された名作童話。

■出演
巨人     中澤まさとも

小さな男の子 五十嵐由佳

男の子A   真一涼

女の子A   山川琴美

女の子B   大島由莉子

雪      五十嵐由佳

霜      藤本教子

木      青山優子

ナレーション(NA)内海祐紀

☆脚本:山川進

楠山正雄「鬼六」

ある村に何度橋をかけても流されてしまう川がありました。
都で名高い大工の名人は、その川に決して流れない丈夫な橋をかけて欲しいと頼まれ、引き受けたものの、あまりの川の流れの速さに驚いていると…。
「大工と鬼六」でも知られている昔話。

■出演

大工:内海祐紀

鬼六:平居正行

山の神:五十嵐由佳

語り:大島由莉子

小川未明「つじうら売りのおばあさん」

友達の家にカルタ会へ出かけた義雄さんは、おとなりのかね子さんを誘っていきました。

カルタ会も一区切りを過ぎた頃、最近子供たちの間で話題の

つじうら売りが、近くを通りがかって…。

辻占売り…占い師のようなもの。

当時は辻占菓子という、おみくじを入れた菓子を売る者もいたという。

■出演

達夫   真一涼

かね子  五十嵐由佳

男の子  藤本教子  

女の子  内海祐紀  

つじうら売り 中澤まさとも

語り  青山優子

宮沢賢治「ありときのこ」

ある日、いつものように蟻の歩哨が森の入口を見張っていると、見たことのない大きな建物が急に現れて…

ユーモア溢れる蟻目線の世界とともに、自然の繊細な情景も描かれた作品。

初出時表題:「朝に就ての童話的構図」

■出演

歩哨蟻:柏士文

伝令蟻:青山優子

子ども蟻1:藤本教子

子ども蟻2:真一涼

語り:平居正行

新美南吉「ひよりげた」

ある月夜、母さんたぬきは、ぼうやたぬきに化け方を教えようと外に出ましたが、甘えん坊のぼうやたぬきはお乳に吸い付いて離れません。
母さんたぬきはどうしたものかと…。
母と子のほのぼのしたやりとりに微笑ましさを感じられる短編。

■出演

母さんたぬき 青山優子
ぼうやたぬき 真一涼
語り     内海祐紀

昔話「カニ寺」

むかしむかし、ある村の大きな池に、いつしかカニの化け物が住みつくようになった。
その化け物は、池にやってくる村人や、近くのお寺の和尚さんも食い殺し、池には誰も近づかなくなった。
ある時その話をひとりの和尚さんが聞いて…。

■出演
和尚:出先拓也
小僧:五十嵐由佳
化け物:平居正行
村人:武田慎太郎
村人たち:出先拓也、平居正行、武田慎太郎
語り:内海祐紀