小川未明「お母さんはえらいな」

お腹の弱い勇ちゃんは、いつも果物が食べられず不満でした。
そんなある日、果物の入ったパイをもらったとき、家族で分けて食べようとするのですが…。

■出演
勇  皆月希乃花
兄  大森陽太
姉  こがめみく
母  松坂依弦
語り こがめみく

原民喜「誕生日」

雄二の誕生日が近づいてきました。
ちょうどその日は学校の遠足の日で、雄二はお天気になるのかをずっと気にしていました。
当日は澄んだ秋空の下、姉からもらった小さな鈴をポケットに入れて遠足へ出かけます。
紅葉や鈴の音を通して、少年の繊細な感覚や心の動きがやさしく描かれた秋の一日を静かに綴った短編。

■出演
雄二 こがめみく
理容師 大森陽太
客・姉 松坂依弦
語り 皆月希乃花

グリム兄弟「おおかみときつね」

むかしむかし、きつねを従えているおおかみがいました。
横暴で欲張りなおおかみは、事あるごとにきつねへ色々な命令をしていました。
ですが、自分勝手な振る舞いのおおかみから早く逃れたかったきつねは
貪欲なおおかみの性格を上手く利用して…。

■出演
おおかみ  平居正行
きつね   大島由莉子
母羊    五十嵐由佳
農家の人  林佑樹
語り    出先拓也

小川未明「生きている看板」

働かずにぶらぶらと日々を過ごすペンキ屋の兵蔵。
ある日、町の老舗菓子屋から、看板に誰もが振り向くような美人を描くよう依頼される。
美しい女性の絵を描き上げた彼は、なぜかその頭にあるものを書き加えて…。

■出演
兵蔵       林佑樹
女房・人々1   五十嵐由佳
菓子屋の番頭   平居正行
菓子屋の主人   出先拓也
近所の人・人々2 中澤まさとも
語り・人々3   大島由莉子

夢野久作「三つの眼鏡」

母を亡くした寂しさを紛らわしているうちに、どんどんいたずらがひどくなった武雄。
あまりのひどさに怒ったお父さんはとうとう彼を蔵に閉じ込めてしまう。
一人寂しく過ごす彼がその中で見たものとは…。
初出: 「九州日報」1922(大正11)年12月

■出演
武雄  林佑樹
祖母  五十嵐由佳
姉   大島由莉子
父   平居正行
母   五十嵐由佳
語り  出先拓也

島崎藤村「幸福」

幸福(しあわせ)は、ある日、貧しい姿になって家々を訪ねて歩くことにしました。
もしその姿の自分をそれでも迎え入れてくれる人がいたなら、その人の家に幸福を置いていこうと考えたのです。
初出:「婦人之友」1921(大正10)年1月

■出演
幸福:柏士文
犬の家の人・犬:出先拓也
鶏の家の人・鶏・兎:山川琴美
兎の家の人:鈴木将之
語り:藤本教子

シャルル・ペロー「眠れる森の美女」

バレエやディズニー作品でお馴染みのヨーロッパの昔ばなし。
フランスの詩人・ペロー版の優雅且つエログロ・ナンセンス・エスプリも効いた本当は怖い童話。

【出演】
語り:中澤まさとも
王女:青山優子
王子:武田慎太郎
老仙女・善仙女・王太后:五十嵐由佳

新美南吉「王さまと靴屋」

身分を隠した王さまが、町の小さな靴屋に行きました。
靴屋のぶっきらぼうなおじいさんに、王さまはあるお願いをします。
「小さい声で、ほんのひとくち言えば、あげるよ。」
王さまがお願いしたその一言とは…。

■出演
王さま:中澤まさとも
屋のおじいさん:武田慎太郎
語り:五十嵐由佳

ルイス・キャロル「不思議の国のアリス-アリスの帰還-」

「姉さま姉さま。わたし、ずいぶん奇妙な夢をみましたわ」
「第11章 誰がタルトを盗んだ?」「第12章 アリスの証言」からアリスの帰還まで。
イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドドソンがルイス・キャロルの筆名で執筆、1865年刊行。
日本では、芥川龍之介と菊池寛も翻訳した。

【出演】
アリス こがめみく
女王 月城ひかり
姉 松坂依弦
白うさぎ れゐ
王・語り 青柳緑

新美南吉「蟹のしょうばい」

蟹が床屋を始めました。
でも、なかなかお客さんが来なくて、探しに回っていると…。
■出演
蟹  松坂依弦
たこ 大森陽太
たぬき こがめみく
語り 月城ひかり

原民喜「気絶人形」

ショーウィンドに並べられた人形たち。
その中で一体の人形が初めて見る世界に圧倒され、目まいで倒れてしまい…。
広島で被爆した体験を詩や小説として残した作家、原民喜が描く短編作品。

■出演
人形1 れゐ
人形2 大森陽太
人形3 松坂依弦
人形4 月城ひかり
人形5 こがめみく
人形6 れゐ
人形7 松坂依弦
語り こがめみく

五十公野清一「一休さん」

室町時代の禅僧、一休宗純の幼少期を描いた作品。
お寺で修行する一休さんは、自由な発想や知恵で難題を解決し、人々に笑いと教訓を与えていきます。
1975年にはアニメ化され広く親しまれました。

■出演
一休さん:こがめみく
じくさい:大森陽太
足利義満:松坂依弦
語り+和尚さん:皆月希乃花

牧野信一「美智子と歯痛」

朝から虫歯が痛くて痛くて堪らない美智子さん。
痛みに呻きながら耐える彼女でしたが…。

苦悶の中で脳内を駆け巡る少女の妄想劇の一端をオーディオドラマ化。

初出:1923(大正12)年

■出演
美智子 こがめみく
母 月城ひかり
医者 松坂依弦
語り 青柳緑

ジュール・ヴェルヌ「十五少年漂流記」

十五少年漂流記 (ポプラキミノベル) | ジュール・ヴェルヌ, ソノムラ, 森川泉, 山本知子 | 読み物 | Kindleストア | Amazon

1888年発表、「SFの父」による冒険小説。
無人島生活を余儀なくされたニュージーランド・オークランドの少年たちによる、勇気・団結・規則正しい生活の物語。

【出演】
ブリアン こがめみく
ドニファン 皆月希乃花
ゴードン+ケイト 松坂依弦
語り+ジャック 大森陽太

グリム童話「りこうもののエルゼ」

ある村に大変利口だと評判の娘・エルゼがおりました。
エルゼが成長して、お嫁にもらいたいという男性が現れ食事会を開くことになったのです。
そして、地下室にあるビールをエルゼが持ってくるはずがいつまでも戻って来なくて…。

■出演
エルゼ   皆月希乃花
父     大森陽太
母・ハンス 松坂依弦
語り    こがめみく

小川未明「ものぐさじじいの来世」

若い頃から、とにかくものぐさがり、じっとしている日々を過ごしているおじいさんがいました。
周囲からは愛されるものの、話しかけられると顔をしかめることも…。
ですがそんなおじいさんでも子供は好きでした。
ある日、おじいさんに最期の時がやってきて、仏さまに一つだけ望みを聞いてやろうと言われ…。

■出演
・語り:山川琴美
・おじいさん:出先拓也
・家族:藤本教子
・子供1:林佑樹
・子供2:鈴木将之
・仏さま:武田慎太郎

スウィフト「ガリヴァー旅行記 フウイヌム国渡航記(馬の国)」

旅行記後半に収録。
ガリバーは、人間たちを家畜にするフウイヌムという馬の一族と出会う。
人間社会と人間の非理性を痛烈に風刺。
旅の最後にガリバーが得た安らぎとは…?

【出演】
レミュエル・ガリバー 鈴木将之
馬の主人 出先拓也
馬 大島由莉子
ヤフー +妻 内海祐紀

アンデルセン「いいなずけ」

引き出しの中にはいっていたまりに恋をしたこま。
彼女にプロポーズをしたこまだったが…。

いつまでも変わらない恋心を残酷にも切り裂く
時の流れの無常を描いた、アンデルセン童話ならではの
ちょっとほろ苦い作品です。

■出演
こま  鈴木将之
まり  内海祐紀
女中  大島由莉子
語り  出先拓也

林芙美子「おにおん倶楽部」

仲良し4人組が結成したおにおん倶楽部。
月に1度の集まりで、お互いの良いことをした話を持ち寄ろうという事になった。
それにやる気を見せた厳ちゃんは、日曜日に街へ出て…。

初出:1947(昭和22)年

■出演
片貝厳    真一涼
奥平善一   五十嵐由佳
大木繁    藤本教子
滑川浩太郎  青山優子
盲目の人1  出先拓也
盲目の人2  林佑樹
語り     山川琴美

久保田万太郎「ふくろと子供」

日本初の童話劇集より。
小説家・劇作家・俳人・文学座の創立メンバーでもある著者の代表的童話劇。
スコットランドや北部イングランドに伝わる妖精・ブラウニーの話から想を得ている。

【出演】
トミー:水原愛
ジョニー:皆月希乃花
おばあちゃん:こがめみく
ふくろう:岸宏亮
語り・仕立屋:佐藤ひかり

ヤーコップ・ウィルヘルム・グリム「おいしいおかゆ」

ある貧しい親子がおりました。娘が何か食べるものを探しに森へ出かけると見知らぬおばあさんと出会いまして…。
作品の後に出演者のアフタートークも特別収録!

■出演
少女    佐藤ひかり
母     こがめみく
おばあさん 皆月希乃花
語り    水原愛
町の人   岸宏亮