宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」

宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』あらすじ紹介。セロ弾きのもとにやってくる愉快な動物たち | ダ・ヴィンチWeb

楽団で一番下手なセロ弾きのゴーシュは、音楽会に向けて一生懸命練習していました。
すると毎晩、奇妙な訪問者が現れ、ゴーシュは彼らとの奇妙なやり取りを通じて成長していきます。(1934年発表)

【出演】
ゴーシュ 中山乃都可
楽長・タヌキ 水原愛
三毛猫 皆月希乃花
カッコウ 岸宏亮
野鼠 皆月希乃花
語り こがめみく

寺田寅彦「柿の種」(朗読)

「天災は忘れた頃にやってくる」
などで知られる随筆の名手・物理学者の短文集より。

・震災後の東京
・日本の災害教育
・猫の本能と霊性
・忠犬ハチ公の死
・戦前にみた連合艦隊

【語り】
中澤まさとも
呉圭崇
出先拓也
天野亜希子
内海祐紀
内匠靖明

※出演順

楠山正雄「猫の草紙」

昔、京都の町で、ねずみのひどいいたずらに町中の人が困り、ついにお上は猫を放すようおふれを出しましたが…
御伽草子として刊行された中の一編を音声化。

■出演
町の人1・ごま塩ねずみ:柏士文
町の人2・若いねずみ:真一涼
町の人3・背中の曲がったねずみ:藤本教子
頭の白いねずみ・白猫:内海祐紀
お上・和尚:出先拓也
ナレーション:呉圭崇

萩原朔太郎「ウォーソン夫人の黒猫」(リモート収録)

1929年7月号「文藝春秋」初出。
頭脳もよく、相当に教育もある女性が悩まされる「黒猫の怪異」。
この物語の主題は、ゼームス教授の心理学書に引例された、一実話である。

【出演】
語り:出先拓也
ウォーソン夫人:山川琴美
老博士:呉圭崇

※出演者それぞれが別の場所・機材で録音した作品です。

宮原晃一郎「虹猫の大女退治」

■作品紹介
コダマの国でもめ事を無事に解決した虹猫。
今度はユタカの国というところへ向かったのですが…。
そこで国の人々から「大女」と言われる魔女が国を荒らしているという話を聞いて…。

初出:「赤い鳥」1927(昭和2)年9月

■出演
虹猫   五十嵐由佳
大女   山川琴美
魔法使い 中澤まさとも
村人   内匠靖明
語り   大島由莉子

壺井栄「木かげ」

「二十四の瞳」で知られる著者の短編。
終戦から数年後、ある一家は愛らしい猫を飼う。
一方、分断された朝鮮半島からは軍靴の音が聞こえ…。

【出演】
たつ子:大島由莉子
正子:五十嵐由佳
清子:山川琴美
大村:藤本教子
語り:尼子真理

宮原晃一郎「虹猫と木精」

■作品紹介
雲の国への旅行から帰ってきた虹猫が
次に向かったのは、木精(こだま)の国。
そこで木精の頭にある頼まれ事をされると…。
今回も、虹猫の知恵が冴え渡ります!
初出:1927(昭和27)年

■出演
虹猫   五十嵐由佳
木霊の頭 髙坂篤志
女王   内海祐紀
語り   山川琴美
やぶ薔薇 平居正行

宮原晃一郎「虹猫の話」

■作品紹介
おとぎの国に住む虹色の虹猫が
「旅に出てみようか」と
向かった先は雲の国で…。

作者の宮原晃一郎は作詞家として
「我は海の子」などを手掛けた。

■出演
虹猫    五十嵐由佳
雷様    平居正行
雲の人1  出先拓也
雲の人2  尼子真理
燕     真一涼
語り    大島由莉子

キャサリン・マンスフィールド「燃え立つ炎」

【作品紹介】
ヴァージニア・ウルフにも認められたニュージーランドの国民的女流作家
1911年の作(原題:A Blaze)。

美しい人妻に惑乱する青年と彼女の夫の姿をユーモラスに描く。

【出演】
・マックス:中澤まさとも
・エルザ:五十嵐由佳
・ビクター:出先拓也
・語り:大島由莉子

夢野久作「どろぼう猫」

■作品紹介
ある家で飼われている
犬の赤太郎と猫のブチ子。
飼い主におべっかを使い、
自分に対し上から目線で話してくる
ブチ子がどうにも気にくわぬ赤太郎。

仲が悪いなりにうまく
折り合いをつけてきた二匹でしたが
ある時、家の戸棚に置いてあった
食べ物が無くなる事件が続発して…。

初出:大正11年

■出演
ブチ子 山川琴美
赤太郎 柏士文
奥様  内海祐紀
語り  真一涼

サキ「トバーモリー」

tpm2■作品紹介
もしも猫がしゃべれたら…。

動物と意思が通じ合うことは
大変素晴らしい事かもしれませんが
やはり良いことばかりではない様で…

ネコと人間の滑稽なやり取りが
楽しめる作者の代表作を
きくドラで音声化!!

■出演
・トバーモリー :中澤まさとも
・コーネリアス:上田早紀
・クローヴィス:出先拓也
・アデレイド:尼子真理
・メイヴィス:真一涼
・バーフィールド大佐:呉圭崇
・メス猫:五十嵐由佳

★脚本:吉岡平

宮沢賢治「猫の事務所」

nkjm■作品紹介
この世の何処かにある「猫の国」。
そこで働く猫達は一筋縄で
いかない曲者たちばかり。

その中で、窯を寝床にしている
窯猫は誰よりも真面目に、
一生懸命仕事をしていましたが…。

■出演
・事務長猫:呉圭崇
・一番書記 白猫:中澤まさとも
・二番書記 虎猫:大島由莉子
・三番書記 三毛猫:尼子真理
・四番書記 窯猫:五十嵐由佳
・ぜいたく猫:出先拓也
・獅子:柏士文

夏目漱石「吾輩は猫である」


■作品紹介

漱石と、彼の家に転がり込んできた猫
そして周囲の知人たちがモデル。

吾輩たちが「身勝手」「不人情」
「生きていても役に立たぬ」とした
人間社会とは。

■出演
・吾輩:大島由莉子
・三毛子:早川昌佐
・ハク:中森朱音
・主人:小林貴祐
・主人の娘:上田早紀
・迷亭:出先拓也
・水島寒月:柏士文
・三毛子の主:福岡りえ

宮沢賢治「注文の多い料理店」


■作品紹介

「宮沢賢治からの、現代人への警鐘」

…というメッセージもあるそうですが、
可愛い山猫たちの、残酷だけど憎めない、
人間ハントをお楽しみ下さいニャ。

■出演
・語り手:尼子真理
・紳士A:木村昌記
・紳士B:いとうしんいちろう
・紳士C:出先拓也
・大山猫:小林貴祐
・山猫:大島由莉子・上田早紀・福岡りえ・中森朱音

シャルル・ペロー「長ぐつをはいた猫」

nagagutu■作品紹介

賢い猫と、イケメン飼い主による立身出世物語。
猫のトリックスターっぷりと、
それに翻弄される登場人物をお楽しみください。

■出演
・猫:上田早紀
・カラバ:中森朱音
・王:小林貴祐
・姫:尼子真理
・魔女:早川昌佐
・ナレーション:福岡りえ

エドガー・アラン・ポー「黒猫」


■作品紹介

「ねぇ、知ってる?
 黒猫って、魔女が化けてるのよ」

その夫婦-が飼っていた
黒猫は、それそれは美しく、
そして賢かった…。

■出演
・男:小林貴祐
・妻:尼子真理
・フォーク刑事:いとうしんいちろう
・デビット刑事:木村昌記
・語り:出先拓也

H・P・ラブクラフト「ウルタールの猫」

urutal■作品紹介

この町に「猫を殺してはならない」
という法律がある。

猫好きでもあったラブクラフトの
歪んだ愛情が描かれた一品。

■出演
・N:尼子真理
・メネス:中澤まさとも
・娘:福岡りえ
・母:中森朱音
・団長:小林貴祐
・女:福岡りえ、中森朱音
・男:柏士文、出先拓也、中澤まさとも
・町長:小林貴祐

梶井基次郎「愛撫」

aibuu■作品紹介
「猫の耳を、切符切りでパチン!」
…とやってみたい!

妄想と現実の間で揺れる猫好き作家。
彼の「猫への愛」と「歪んだ欲望」を描く。
1930(昭和5年)発表。

■出演
・私:五十嵐由佳
・友人:大島由莉子
・X嬢:上田早紀

宮沢賢治「どんぐりと山猫」

donguri■作品紹介

「おかしな手紙が、一郎の元に届きました」

出だしからワクワク。
賢治のワンダーランド。

とっても賑やかで、
おかしな山の仲間たちとの邂逅。

■出演
・語り:尼子真理
・一郎:大島由莉子
・山猫:出先拓也
・栗の木:いとうしんいちろう
・キノコ:木村昌記
・リス:上田早紀