太宰治「津軽」

【作品紹介】
1944年刊行、太宰の自伝的小説。
作家は故郷を歩き、旧知の人々と触れ合い、自らの本質を見出していく。

【出演】
・太宰治:中澤まさとも
・N:柏士文
・S:髙坂篤志
・H:出先拓也
・兄:呉圭崇
・妻:尼子真理
・女:真一涼
・太宰(子供時代):山川琴美
・たけ:藤本教子

芥川龍之介「春の夜」

■作品紹介
季節の変わり目には変なことが起こるもの
「私」が世話になっていた看護婦のNさんが体験したのはこんな話だった。

初出:1926(大正15)年

■出演
私    柏士文
N    藤本教子
女隠居  大島由莉子
雪    尼子真理
清太郎  出先拓也

豊島与志雄「太宰治との一日」

【作品紹介】
「今夜は愚痴をこぼしに来ました」

昭和二十三年四月二十五日日曜日。
「人間失格」を執筆中の太宰は愛人の山崎富栄を伴い、先輩作家・豊島の家を訪ねる。

太宰の息遣いを感じられる随筆。
太宰の死後、豊島は葬儀委員長を務めた。

【出演】
・豊島与志雄:呉圭崇
・太宰治:内匠靖明
・山崎富栄:山川琴美

富田常雄「姿三四郎」

■作品紹介
明治時代の柔道創成期に講道館四天王として異彩を放った天才・西郷四郎をモデルにしたと言われる名作「姿三四郎」がきくドラでオーディオドラマとして登場!!

多くの格闘家達と出逢い、別れ、戦い続けた三四郎。
その先に彼が見たものとは…。

初出:1942(昭和17年)年

■出演
姿三四郎   内匠靖明
矢野正五郎  呉圭崇
村井半助   出先拓也
乙美     山川琴美
桧垣源之助  髙坂篤志
門馬三郎   柏士文
門馬の娘   真一涼
南小路高子  五十嵐由佳
暴漢     平居正行

★脚本:吉岡平

アルフレッド・ド・ミュッセ「戯れに恋はすまじ-On ne badine pas avec l’amour-」

【作品紹介】
女流作家ジョルジュ・サンドとのロマンスでも知られる青春の詩人ミュッセ作。
1834年発表。

思いを寄せあう幼馴染の男女二人による、恋のかけひき、当てこすり耳こすり。

本作を基にガブリエル・ピエルネが歌劇、カミーユ・サン=サーンスが劇音楽を作曲。

【出演】
・ペルディカン:髙坂篤志
・カミーユ:山川琴美
・ロゼット:藤本教子
・男爵:呉圭崇

豊島与志雄「街の少年」

■作品紹介
インドの都会で一人逞しく絵ハガキ屋を営む少年・トニィ。
ある日、夜も更けて店じまいをしようとした時、小女・マリィと出会う。
彼女との出逢いをきっかけに、トニィは有る事件に巻き込まれてしまい…。

■出演
トニイ  真一涼
マリイ  五十嵐由佳
紳士   柏士文
見張り  平居正行
客1   山川琴美
客2   髙坂篤志
語り   藤本教子

フリードリヒ・フォン・シラー「群盗-Die Räuber-」

【作品紹介】
1781年出版、翌年初演
ヴェルディによりオペラ化。
2019年2月宝塚歌劇宙組で上演。

故郷を離れ、放蕩三昧の日々をおくるカールは己を恥じ、父モール伯爵に手紙を送る。
だが、邪悪な弟フランツの奸計にかかり…。

【出演】
・カール:内匠靖明
・フランツ:髙坂篤志
・モオル伯爵:出先拓也
・アマリア :大島由莉子

チェーホフ「マリ・デル」

■作品紹介
女優として成功したナターリヤ。
私生活は飲んだくれの夫・デニースが次々に新事業を立ち上げては失敗続きだった。

その日も夫が酔っぱらって帰宅して…。
初出:1960(昭和35)年
■出演
ナターリア 大島由莉子
デニース  出先拓也

新美南吉「でんでんむしのかなしみ」

【作品紹介】
ある日…
自分の殻には、悲しみがいっぱい詰まっていると気がついたでんでんむし。
お友だちのところに、相談しに行きますが…
穏やかで、心にしみる新美南吉の童話の世界。

1935(昭和10)年発表。

【出演】
・語り:大島由莉子

エドモンド・デ・アミーチス「父の看護人」

■作品紹介
ある学校で毎月行われる「先生のお話」。
今回は、あるナポリの少年が
病に倒れた父を看病するお話。
級長のデロッシが読むことになり…。

小説「クオレ」より抜粋。

■出演
チチッロ    真一涼
おとう     平居正行
父親      中澤まさとも
医師      呉圭崇
看護師     尼子真理
ペルボーニ先生 出先拓也
デロッシ    五十嵐由佳
ガッローネ   大島由莉子
エンリーコ   内海祐紀

☆吉岡平

宮原晃一郎「虹猫の話」

■作品紹介
おとぎの国に住む虹色の虹猫が
「旅に出てみようか」と
向かった先は雲の国で…。

作者の宮原晃一郎は作詞家として
「我は海の子」などを手掛けた。

■出演
虹猫    五十嵐由佳
雷様    平居正行
雲の人1  出先拓也
雲の人2  尼子真理
燕     真一涼
語り    大島由莉子

山本周五郎「酔いどれ次郎八」


【作品紹介】
次郎八と千久馬は、艱難の末、罪人を上意討ちにするが、追っ手に囲まれる。
次郎八は、千久馬を逃がすため、死地に臨むが、彼には国にゆき江と言う許嫁がいた…。

1936(昭和11)年発表。

【出演】
・矢作次郎八:内匠靖明
・岡田千久馬:柏士文
・森井欣之助:出先拓也
・ゆき江:五十嵐由佳
・語り:大島由莉子
・人々:尼子真理、山川琴美、藤本教子、平居正行

【ランボオ詩集/中原中也:訳】より「わが放浪」「幸福」


フランス・放浪の天才詩人ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(Jean Nicolas Arthur Rimbaud, 1854年10月20日 – 1891年11月10日)
波乱万丈な短い生涯で、象徴派を代表する数々の詩を発表。
世界中の若者に愛され、三島由紀夫もランボオの「魂」を賛美。

同じフランスの詩人ヴェルレーヌとの恋愛劇は、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化(太陽と月に背いて)。

翻訳は、ランボオと同じく早熟早逝の天才詩人・中原中也。

【朗読】中澤まさとも

野村胡堂「銭形平次捕物控 女辻斬」

■作品紹介
年の瀬も迫ったある日、
江戸を賑わす辻斬りを捕まえんと
我らが銭形平次と子分の八五郎が
大晦日の夜に動くのだが…。

初出:1954年(昭和29年)「オール讀物」2月号

■出演
平次    出先拓也
八五郎   内海祐紀
進藤孫三郎 中澤まさとも
葉賀井兼斎 呉圭崇
毬代    真一涼
語り    尼子真理

【万葉集】大伴家持と防人の恋の歌

【大伴家持の恋の歌】
百年に 老舌いでて よよむとも 我は厭わじ 恋はますとも

(現代語訳)
あなたが百歳になって、もの言う声さえも歯を漏れがちに、
はっきりしないようになっても。
嫌わずにいつまでも、ずっと愛し続けよう。
恋が募る事はあっても、あなたを捨てたりはしない。

【大海人皇子の答えられた御歌】
我が妻は いとく恋いらし のむ水にさえ見えて よに忘られず

(現代語訳)
自分の妻は、ひどく私に恋こがれているようだ。
私の飲む水にまで、影が映って見えるのだから。
真実、忘れられはしない。

【出演】山川琴美、藤本教子、大島由莉子

坪内逍遥「家庭用児童劇-田舎の鼠と東京の鼠-」

【作品紹介】
文豪・演劇界の第一人者が書いたこども達の為の演劇台本集より。
イソップ寓話を脚色した作品。
1922(大正11年)刊行。

【出演】
・忠助:大島由莉子
・忠吉:五十嵐由佳
・ボウイ①:尼子真理
・ボウイ②:内海祐紀

坪内逍遥「家庭用児童劇-触ると金-」

【作品紹介】
シェイクスピア戯曲の翻訳で知られる著者が、子供たちが家庭内で演じる為に発表。
1922(大正11年)刊行。

【出演】
・爺:内海祐紀
・こがね:五十嵐由佳
・女中:尼子真理
・大黒さま:大島由莉子

酒井嘉七「撮影所殺人事件」

■作品紹介
これは「私」が撮影所にエキストラとして出入りしていたときに起きた事件です。
「私」と「私」を取り巻く人々の証言。
一体、どれが本当なのか、それは話を聞いている「貴方」次第…
初出:1935(昭和10)年

■出演
私     出先拓也
オヤジ   髙坂篤志
監督    呉圭崇
二等機関士 内匠靖明
助監督   大島由莉子
女     内海祐紀

キャサリン・マンスフィールド「一杯のお茶」

【作品紹介】
34歳の若さで亡くなった女流作家で
20世紀を代表する短編の名手による
1922年の作(原題:A Cup of Tea)。

決して美人ではない上流婦人が
冬のある日、貧しい娘をお茶に誘う。
だが、その時、夫が放った一言に…?

【出演】
・ローズマリー・フェル:大島由莉子
・スミス:五十嵐由佳
・フィリップ:中澤まさとも
・店主:呉圭崇
・語り:内海祐紀

キャサリン・マンスフィールド「燃え立つ炎」

【作品紹介】
ヴァージニア・ウルフにも認められたニュージーランドの国民的女流作家
1911年の作(原題:A Blaze)。

美しい人妻に惑乱する青年と彼女の夫の姿をユーモラスに描く。

【出演】
・マックス:中澤まさとも
・エルザ:五十嵐由佳
・ビクター:出先拓也
・語り:大島由莉子

【万葉集】額田王と大海人皇子の御歌

【大海人皇子、蒲生野で狩りをされた時、額田王の作られた歌】
あかねさす 紫野ゆき 標野(しめの)ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる

(現代語訳)
紫の花が咲いている天子の御料である野原を通って
我が懐かしい君が、袖を振り、私に思う心を示していらっしゃる。
ああ、この姿を見張りが見てはいないでしょうか?

【大海人皇子の答えられた御歌】
むらさきの にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも

(現代語訳)
ほれぼれするような、愛しい人よ。
憎いと思っているのなら、人妻であるお前をどうして私がこんなに恋い焦がれるものか。

【出演】大島由莉子、五十嵐由佳