【番外編/おうち朗読】H・G・ウェルズ「タイムマシン」

1895年発表。
80万年2千年後の世界でタイムトラベラーが出会った未来人とは?
地球最後の生命とは?
タイムトラベルSF小説の先駆的作品。

【朗読】中澤まさとも

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

小川未明「殿さまの茶わん」

昔、ある国に有名な陶器師がいました。
彼は殿さまへ茶わんを献上する為、薄く軽く美しい茶碗を作りました。
すると、それを見た殿さまは「良い茶碗とは何なのか…?」と家来に問いかけて…。

【朗読】中澤まさとも

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

泉鏡花「幼い頃の記憶」


1912(明治45)年発表。
「夢に見たのか、生れぬ前に見たのか、或は本当に見たのか」
鏡花が幼い頃に出会い、再会に胸躍らす、ある少女との心象風景。

【朗読】中澤まさとも

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

鈴木三重吉「ぶしょうもの」

ある場所にとても不精な親子がいました。
とにかく、とてもとても不精で寝たばこで家事を起こしても面倒がって全く逃げようとせず…。

【朗読】出先拓也

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

芥川龍之介「孤独地獄」

私(芥川)が母から聞いたのは大通である大叔父・細木香以の話であった。
彼が吉原の玉屋で禅超という僧侶と会った事から物語は始まり…。

※大通とは…遊興に詳しい、ほんとうに通の人、など。

【朗読】出先拓也

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

鴨長明「方丈記」

日本三大随筆の一つ。
無常観、脱俗世を綴った鎌倉時代の隠者文学の代表作。
主に山中の草庵での閑居生活を語った後半部分を朗読。

【朗読】呉圭崇

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

田中貢太郎「種梨」

ある貧しい道士が梨売りの男に施しを求めたが断られてしまう。
そこで道士が見せた対応は…。
中国の怪異小説の翻訳作品。

【朗読】五十嵐由佳

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

江戸川乱歩「押絵と旅する男」

1929年年発表。

夢か一時的狂気か幻か。

私は不可思議な大気のレンズ仕掛けを通して、別の世界の一隅を、ふと隙見したのかも知れない…。

「うつし世は夢、夜の夢こそまこと(乱歩)」

【朗読】中澤まさとも

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

小川未明「武ちゃんと昔話」


少年・武ちゃんの夏休みでのある出来事。
叔父さんの村で見つけた大きな屋敷…
不思議に思った武ちゃんに、叔父さんが教えてくれたお話とは。

【朗読】尼子真理

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

竹久夢二「大きな蝙蝠傘」

幹子は田舎から東京の学校へ入ってきた新入生でした。
そんな幹子が毎日学校へ持ってくる蝙蝠傘はとても大きく、ある日、学校中の評判となりました…
大正ロマンを代表する竹久夢二の短篇小説。

【朗読】五十嵐由佳

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

徳田秋声「屋上の怪音」

金沢三文豪の一人、徳田秋声が幼い頃、故郷で聞いた奇怪な話。
(金沢三文豪は秋声に加え、泉鏡花、室生犀星)
金沢には昔から「天狗」の噂が身近にあったという。

【朗読】出先拓也

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

ベアトリクス・ポター「まちねずジョニーのはなし」

田舎育ちのネズミ・チミーがひょんなことから街に迷い込んでしまい…。
そこで出会ったまちねずジョニーに都会で生きるすべを教わるが…。
どんな場所であろうと、それぞれ住み慣れた土地で暮らすのが当人たちにとって幸せだとポターは作中で説いており、
イソップ童話の「田舎のねずみと町のねずみ」をべースにしたといわれている。

【朗読】内海祐紀

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

田中貢太郎「老狐の怪」

荒行に明け暮れ、旅をしていた僧がいた。
ある夜、彼が荒野を歩いていたとき
ドクロを頭の上に乗せる奇妙な狐を見かけて…。
原典は、中国六朝時代の志怪小説「捜神記」と言われている。

【朗読】尼子真理

※出演者の自宅で録音した朗読作品です。

Podcast休止と「おうち朗読で聴く名作文学」開始のお知らせ

いつも「きくドラ」をお聴き頂き有難うございます。

2020年4月現在「きくドラ」は出演者・スタッフが集まる通常のラジオドラマ収録が難しい状況が続いているため、ポッドキャスト更新をしばらくお休みにさせて頂きます。

ですが、YouTube公式チャンネルで、出演者たちが自宅で録音した「きくドラ番外編・おうち朗読で聴く名作文学」を、順次公開します。

ぜひ、過去の作品とあわせてお楽しみください。
最新情報は、きくドラの公式ツイッターでもお知らせします。

皆さんの「おうちじかん」のお供に「きくドラ」を加えて頂ければ幸いです。
出演者・スタッフ一同、再び「ラジオドラマで聴く、名作文学」をお届け出来る日を、楽しみにしています。

【出演】
内海祐紀
出先拓也
五十嵐由佳
大島由莉子
平居正行
尼子真理
藤本教子
山川琴美
中澤まさとも

泉鏡花「湯島の境内」

1914年(大正3年)発表。
一世を風靡した泉鏡花の代表作「婦系図」の一幕を戯曲化。
文京区「湯島天満宮」を舞台に主人公・早瀬と元芸者お蔦による涙の離別を描く。
当時、日本人の多くが二人の悲恋に涙し、作中の台詞を発したという。

【出演】
語り:呉圭崇
お蔦:朝比奈幸
早瀬:後藤ヒロキ

江戸川乱歩「指環」

1925(大正14)年7月初出。
全編セリフのみで構成されたわずか数頁の掌編ミステリー小説。

とある列車の同じ車両に乗り合わせた紳士風の二人。
実は、指輪をめぐる因縁があり…?

【出演】
A:神保巴
B:呉圭崇
語り:呉圭崇

チェーホフ「ねむい」

■作品紹介
朝から晩まで働き詰めの13歳の少女・ワーリカ。
しかし夜は赤子の子守で朝まで眠れず。
そんな日々が続いたワーリカは…。

人間の三大欲求、眠りのもたらす狂気が生んだブラックユーモアが描かれている隠れた名作。

■出演
ワーリカ 五十嵐由佳
主人   内匠靖明
おかみ  藤本教子
医者   柏士文
父    出先拓也
母    大島由莉子
語り   山川琴美

篠田鉱造「幕末百話」

1902年「報知新聞」に連載された幕末維新期の回顧談集。
庶民たちが体験した時代の激変をジャーナリスト・新聞記者の篠田鉱造が記す。

【出演】
・浮世床 ちょんまげ話:呉圭崇
・御一新前後の肉食:朝比奈幸
・維新前後 刀商と西洋人:神保巴
・正月の夜 江戸の物騒:後藤ヒロキ

中島敦「名人伝」

かつて趙の邯鄲に紀昌という男がいた。
彼は天下一の弓名人を志し名手と名高い飛衛のもとに弟子入りを志願するのだが…。
「名人とは何か?」
著者が読み手に解釈を委ねた寓話的作品として評されており、又、遺作ともいわれている。

■出演
紀昌 内匠靖明
飛衛 柏士文
甘蠅 出先拓也
妻  藤本教子
知人 平居正行
盗人 真一涼
語り 大島由莉子

☆脚本:吉岡平

火野葦平「紅皿」

登場人物、青い河童と赤い河童。
場所、魑魅魍魎も通らぬ、寂しいところ。
真っ赤な、木瓜の花が咲いている。

河童を愛した文豪によるト書きのない一幕物。

【出演】
・青河童:神保巴
・赤河童:後藤ヒロキ
・語り:呉圭崇

ホーソーン「デイヴィッド・スワン」

■作品紹介
19世紀中旬、大恐慌のアメリカでボストンへと向かう一人の若者・デイヴィッド・スワン。
道中、疲れて眠ってしまった彼の目の前を悲喜こもごもの運命たちが通り抜けていき…。
初出:1837年
そのころ、日本では大塩平八郎の乱があった。

■出演
デイヴィッド 真一涼
老婦人    大島由莉子
老紳士    出先拓也
馭者     柏士文
娘      山川琴美
追い剥ぎ一  内匠靖明
追い剥ぎ二  平居正行
仔犬     五十嵐由佳
語り     藤本教子

☆脚本:吉岡平